21歳ライダーが事故死「バイクのアクシデントで」22歳兄が報告、全日本ロードレースでクラッシュ

AI要約

21歳の若きスーパーバイクライダー、芳賀涼大さんが事故により突然の死を遂げた。

兄からの報告によると、レース中のクラッシュで息を引き取った涼大さんは、将来を嘱望されていた存在だった。

芳賀紀行氏の次男として、兄弟で活躍が期待されていたが、突然の悲劇により彼の未来が閉ざされた。

 スーパーバイクのライダーとして将来を嘱望されていた芳賀涼大(りょうた)さんが8日、亡くなった。21歳。名古屋市出身。日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)主催の全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦スーパーバイクレースST600クラス決勝が同日、大分・日田市のオートポリスで行われ、スタート直後のクラッシュで事故死した。22歳の兄瑛大(あきと)がX(旧ツイッター)で報告した。

 「本日、僕の弟芳賀涼大がバイクのアクシデントで亡くなりました」とポストし、インスタグラムのストーリーズでは「本日17時ごろ弟が亡くなりました」と息を引き取った時間を伝えた。11に通夜、翌12日に葬儀・告別式が執り行われるといい「足を運んでいただけると涼大も喜びます」とつづった。

 涼大さんは、これまでイタリア選手権のSS600や全日本選手権のST600に参戦。先月25日に21歳の誕生日を迎えたばかりだった。

 ロードレースやスーパーバイクの世界選手権で活躍した芳賀紀行(49)の次男として兄弟で国内外で期待されていた。