イラクの柔道選手が今大会初のドーピング陽性! 開会式当日に国際検査機関が発表【パリ五輪】
パリ五輪の開会式前に、柔道男子81キロ級出場予定のイラク選手がドーピング陽性反応を示した。
7月23日に行われた検査で、ボルデノンとメタンジノンが検出された。
選手はBサンプルの分析を要請できる可能性がある。
パリ五輪の開会式が開始される前に、今大会最初のドーピング陽性が明らかになった。スペイン紙『Marca』が報じた。
同紙によると、陽性反応が確認されたのはイラクのサジャド・セヘン。柔道男子81キロ級に出場する予定だった選手で、ドーピングの国際検査機関が7月26日に発表したと伝えている。
7月23日に行なわれた検査で、セヘンからボルデノンとメタンジノンが検出された。控訴の可能性があるため、出場停止処分は暫定的なものになるという。
今後、セヘンはBサンプルの分析を要請できるほか、この問題をスポーツ仲裁裁判所に持ち込むこともできる。
構成●THE DIGEST編集部