体操の宮田笙子、パリ五輪辞退 喫煙と飲酒で行動規範に違反

AI要約

体操女子のパリ五輪日本代表主将である宮田笙子選手が喫煙と飲酒の行動規範違反で五輪辞退を決めた。

日本代表チームとしての活動中は喫煙と飲酒が禁止されており、宮田選手はその規則を破った。

プレッシャーからの逃避行為として、宮田選手は喫煙と飲酒を行ったと報じられている。

体操の宮田笙子、パリ五輪辞退 喫煙と飲酒で行動規範に違反

(CNN) 体操女子のパリ五輪日本代表で主将に選ばれていた宮田笙子選手(19)がこのほど、行動規範に違反する喫煙と飲酒をしたとして、五輪を辞退した。日本体操協会が明らかにした。

日本の法律で喫煙と飲酒が認められる年齢は20歳以上。ただ協会の定める行動規範によると、日本代表チームとしての活動中は年齢に関係なく喫煙、飲酒共に禁止とされている。

協会の西村賢二・専務理事は19日の記者会見で、この件について両者で話し合った結果、宮田選手の辞退を決めたと説明した。

西村氏によると、東京都内のプライベートな場で喫煙行為、ナショナルトレーニングセンターの居室内で飲酒行為がそれぞれ1度ずつあったことが発覚したという。競技の目標に絡む数々のプレッシャーからそのような行為に至ったとの見方を同氏は示した。

宮田選手は2022年の世界選手権種目別平均台で銅メダルを獲得している。

CNNは同選手にコメントを求めている。本人は公式のコメントを出しておらず、ソーシャルメディアへの投稿も削除したとみられる。