青学大・原晋監督が意識する、今季の駅伝ライバルは? 西村菜那子が司会のトークイベント、初の伊勢路・立教大学にも注目

AI要約

有楽町よみうりホールでの「青山学院×立教学院創立150周年記念トークイベント」が開催され、司会を担当した。

第1部は院長対談、第2部では駅伝をテーマにしたトークセッションが行われた。

立教大学の全日本大学駅伝初出場や、秋から始まる学生3大駅伝についての話題も取り上げられた。

青学大・原晋監督が意識する、今季の駅伝ライバルは? 西村菜那子が司会のトークイベント、初の伊勢路・立教大学にも注目

みなさんこんにちは!

7月6日に有楽町よみうりホールで「青山学院×立教学院創立150周年記念トークイベント」が開催され、ありがたいことに第2部に出演させていただき、上重聡アナウンサーとともに司会を担当しました。

第1部は、「過去と未来のトークショー」と題した青山学院と立教学院の院長対談。第2部では駅伝をテーマにしたトークセッションが行われ、ゲストとして青山学院大学陸上競技部監督の原晋さん、青山学院大学OBで俳優の高橋克典さん、立教大学大学総長の西原廉太さん、立教大学OBの徳光和夫さんがご出演されました。

会場には両校OB、OGの皆様のほか、両校の陸上部を応援している方々が多く集まりました。

第2部でまず、テーマに上がったのは「立教大学、全日本大学駅伝初出場」について。6月23日に開催された全日本大学駅伝関東地区選考会で、上位7校までが本戦出場となるところ、立教大学は見事に5位。昨年は8位と、あと一歩のところで逃した悔しさを晴らし、本戦に駒を進めることができました。

これには立教大学総長の西原廉太さんも「選手の皆さんは期待以上によくやってくれた」とたたえておられました。原監督も立教大学のことを高く評価されており、「3年以内に箱根駅伝ではシードに入る。そのうち優勝争いに絡んでくるかも」と期待を寄せていました。

続く話題は、秋から始まる学生3大駅伝について。今年の箱根駅伝で総合優勝を果たした青山学院大学の現在のチーム状況や、原監督が意識しているライバルチームなどを伺いました。

原監督が今年度のライバルとして真っ先に名前を挙げたのは、國學院大學と東洋大学でした。

國學院大學は、平林清澄選手(4年、美方)が今年2月に開催された大阪マラソンで2時間6分18秒の日本歴代7位、初マラソンでの日本学生記録を打ち立てました。3月の学生ハーフマラソンでは、青木瑠郁選手(3年、健大高崎)が優勝。関東インカレでも入賞者を続出させるなど、今年上半期のトラックシーズンで活躍が際立っていました。

東洋大学もここ数年は苦しい戦いを強いられていましたが、男子5000mの元高校記録保持者でエースの石田洸介選手(4年、東農大二)が復活を遂げ、今年度は優勝争いに絡んでくるのではないかと話されていました。

また、昨年の出雲駅伝と全日本大学駅伝を制した駒澤大学も地力は確かで、「気になる存在」とのこと。ただ、青山学院大学は例年同様に強さは健在で「普通にやれば勝てる」と自信がある様子でした。

年始の箱根駅伝で4年生の出走は3選手。つまり前回優勝メンバーの7人が残っているので、タイム的にも経験値的にも有利と述べられていました。