なでしこJ痛恨逆転負けで黒星発進…主将DF熊谷紗希「落ち込んでいる暇はない」

AI要約

パリ五輪GL第1節で日本女子代表はスペイン女子代表に1-2で逆転負け。

主将DF熊谷紗希は次に向けて準備を急ぐ姿勢を見せる。

次戦はブラジル女子代表との対戦で、なでしこジャパンは勝ち点を取りに行く意気込み。

なでしこJ痛恨逆転負けで黒星発進…主将DF熊谷紗希「落ち込んでいる暇はない」

[7.25 パリ五輪GL第1節 日本女子 1-2 スペイン女子 ナント]

 悲願の金メダル獲得へ向けた戦いは、厳しい船出となった。パリオリンピックの初戦に臨んだ日本女子代表(なでしこジャパン)だったが、スペイン女子代表に1-2で逆転負け。主将DF熊谷紗希は「落ち込んでいても仕方がない」と必死に顔を上げた。

「勝ち点を落としたことはすごく残念ですけど、中2日で次の試合が始まる。落ち込んでいる暇はないので、次に向けていい準備をしていきたい」

 前半13分に新エースのMF藤野あおばが鮮やかな直接FKを決めて先制に成功。勢いづくかと思われたなでしこジャパンだったが、前後半1点ずつを失って逆転負け。熊谷が「相手のインサイドハーフに対してなかなか出ていくことができなかったので、そこを形を変えて出やすくした」と話したように、後半の戦い方にはやや変化も見られたが、スペインに力の差を見せられたゲームになった。

 黒星発進となったなでしこジャパンだが、次なる戦いは28日、中2日でブラジル女子代表と戦うことになる。またも難敵相手となるが、熊谷も「次に向けて勝ち点を取りに行くだけ。予選突破に向けて、自分たちのやるべきことをやるだけかなと思います」と気合を入れ直した。