なでしこJ、鮮烈FK弾でいきなり先制! パリ五輪“第1号”は藤野あおば…スペイン戦で絶妙キック炸裂

AI要約

パリ五輪の女子サッカー競技は、C組のなでしこジャパンがスペイン代表と対戦し、MF藤野あおばの直接フリーキックで先制点を奪った。

日本はオリンピック女子サッカー競技に12チームが出場し、グループステージを突破するためには2位以上または3位の上位2チームとなる必要がある。

日本は鋭い攻撃を武器に、池田太監督の戦術でスペインを相手に勝利を収め、パリ五輪の初戦を飾った。

 パリ五輪の女子サッカー競技は現地時間7月25日にグループリーグの初戦が行われ、C組のなでしこジャパン(日本女子代表)は仏ナントでスペイン代表と対戦し、前半13分にMF藤野あおばが直接フリーキック(FK)で先制点を奪った。

 五輪の女子サッカー競技は12チームが出場し、4チームずつに分かれた3組のそれぞれ2位以上と3位のうち上位2チームが準々決勝へと進出する。スペインは昨年の女子ワールドカップ(W杯)を制した現在の世界女王だが、日本はその大会のグループリーグで対戦した際は勝利を収めている。池田太監督はこの初戦に18歳DF古賀塔子を抜擢。相手ボール時は4-4-2で構え、ボールを奪うと3-4-2-1に変化するシステムで戦った。

 鋭い攻撃を武器に試合を進める日本は前半13分、中央やや右サイドの位置でFKを獲得するとMF藤野あおばが右足でニアサイドを狙い、相手GKもセーブしきれない位置にゴール。直前の親善試合ガーナ戦に続く藤野の直接フリーキックによる一撃で、日本が先制点を獲得。なでしこジャパンにとってパリ五輪の初ゴールになった。