金光学園と関西が準決勝へ 高校野球岡山大会10日目

AI要約

金光学園と関西が準決勝に進出した第106回全国高校野球選手権岡山大会第10日の結果を報告。

金光学園は倉敷商を3-0で完封し、関西は延長タイブレークで岡山東商を6-3で退けてそれぞれ4強入り。

準決勝は27日に理大付対学芸館、金光学園対関西の2試合が行われる。

金光学園の高橋が145球を投げ、散発5安打完封。打線は2点先制し、中島のスクイズで追加点を奪った。

関西はタイブレークの延長十回に勝利し、渡辺と松田の重盗で6点目を奪った。

倉敷商は投手陣が力投したものの打線が沈黙し、岡山東商は相野の2点本塁打で追い付いたが、タイブレークでは無得点に終わった。

金光学園と関西が準決勝へ 高校野球岡山大会10日目

 第106回全国高校野球選手権岡山大会第10日は24日、岡山県倉敷市のマスカットスタジアムで準々決勝の残り2試合があり、金光学園と関西が準決勝に進んだ。

 金光学園は右腕高橋が今春の中国大会準優勝の倉敷商を完封し、3―0で快勝した。関西は延長タイブレークの末、岡山東商を6―3で退けた。金光学園は5年ぶり、関西は7年ぶりの4強入り。

 25、26日は休養日。第11日の27日はマスカットスタジアムで理大付―学芸館、金光学園―関西の準決勝2試合が行われる。

 ▽準々決勝

倉敷商

000000000|0

00200010X|3

金光学園

▽二塁打 佐々岡、小寺▽暴投 増田、高橋

 【評】金光学園は右腕高橋が145球を投げ抜き、散発5安打完封。最速140キロ台の直球と変化球で10三振を奪い、三塁すら踏ませない快投だった。打線は三回に三宅の適時打で2点を先制。七回は中島のスクイズ(記録は内野安打)で貴重な追加点を奪った。

 倉敷商は5回自責点1の先発和田虎ら3投手が計11奪三振と力投したが、打線が沈黙した。

関西

0000102003|6

0010000200|3

岡山東商

(延長十回、十回からタイブレーク)

▽本塁打 相野

▽二塁打 伊勢田、豊島▽暴投 原田

 【評】関西はタイブレークの延長十回、1死満塁から敵失と内野ゴロで5―3とすると、2死二、三塁から渡辺と松田の重盗で6点目を奪った。四回から救援したエース山本は7回を5安打2失点でしのいだ。

 岡山東商は八回、相野が大会第5号の左越え2点本塁打を放って追い付いたが、タイブレークでは無得点に終わった。