理大付と学芸館が4強 高校野球岡山大会9日目

AI要約

第106回全国高校野球選手権岡山大会第9日の準々決勝結果。理大付と学芸館が接戦を制し、準決勝進出。

理大付は継投を活かし城東を2-1で下し、学芸館は小田の2点適時打で光南に4-2で勝利。

残り2試合の準々決勝は倉敷商-金光学園、岡山東商-関西が24日に実施される。

理大付と学芸館が4強 高校野球岡山大会9日目

 第106回全国高校野球選手権岡山大会第9日は23日、岡山県倉敷市のマスカットスタジアムで準々決勝2試合があり、理大付と学芸館がともに接戦を制して、27日の準決勝に駒を進めた。

 理大付は継投が決まり、春の県大会準々決勝で競り勝った城東を2―1で下した。学芸館は同点の六回に小田が2点適時打を放ち、4―2で光南を退けた。理大付は3年連続、学芸館は2年ぶりの4強入り。

 第10日の24日はマスカットスタジアムで倉敷商―金光学園、岡山東商―関西の準々決勝残り2試合が行われる。

 ▽準々決勝

理大付

010100000|2

000001000|1

城東

▽本塁打 是近

▽暴投 帆北、国定

 【評】理大付が逃げ切った。二回2死二塁から平賀の中前打で先制し、四回は是近の右越えソロで加点した。池本、帆北の継投が決まり、5安打1失点で10奪三振。本塁生還を阻止した六回の中継プレーも大きかった。

 城東は6安打で自責点1と力投の国定を援護できず。二回のけん制死など細かいミスが響き、六回に冨田の適時打で1点を返すにとどまった。

学芸館

001012000|4

011000000|2

光南

▽三塁打 古謝▽二塁打 赤沢、中村▽暴投 鳥山

 【評】学芸館は先手を取られたが、三回に古謝の適時三塁打、五回は代打永礼の犠飛で同点。六回2死二、三塁から小田の2点打で勝ち越した。先発沖田の後を受けた鳥山、丹羽が無失点に抑えたのが大きい。

 光南は二回、赤沢の二塁打を足場に敵失で先制し、同点の三回は牧野の内野安打で加点。八回2死満塁で得点できなかったのが痛かった。