【高校野球】富山商の吹奏楽部が迫力の5連スーザフォンで勝利を後押し

AI要約

2年連続の夏甲子園出場を目指す富山商スタンドでは応援団、吹奏楽部、チアリーダーらが、大声援を送って試合を盛り上げた。

吹奏楽部が演奏していたスーザフォンと呼ばれる巨大な管楽器が目立ち、重低音が特長であることが紹介されている。

富山商吹奏楽部は実力派であり、金賞を受賞し、甲子園出場への熱い思いが語られている。

【高校野球】富山商の吹奏楽部が迫力の5連スーザフォンで勝利を後押し

 2年連続の夏甲子園出場を目指す富山商スタンドでは応援団、吹奏楽部、チアリーダーらが、大声援を送って試合を盛り上げた。中でも目立ったのが、吹奏楽部が演奏していたスーザフォンと呼ばれる巨大な管楽器だ。観戦スタンド上部に、5個の大きな白いフォンが並ぶ光景は圧巻。1本の重さは10キロあまりで、同奏者の向美音さん(3年)は「他の楽器と比べて重くて大変ですが、吹いている時は、みんなと一体になれて楽しいです」と笑顔を見せる。

 独特の重低音が特長で、主にマーチングやパレードで使われる。富山商吹奏楽部では8本を所有しており、過去には7本のスーザフォンで応援したこともあるという。伝統の長い野球部と同じく、吹奏楽部も県内屈指の実力で、7月の富山県吹奏楽コンクールでは金賞を獲得し、北陸大会に出場が決定。向さんは「ホームランを生で見たいし、甲子園に行きたいです」とエールを送る。