【アイビスＳＤ プレビュートーク】ディヴィナシオン、千直でキャリアにもうひと花咲かす！
中京記念の結果と新潟競馬場の対策について話し合う南と村瀬。南がニホンピロキーフ、村瀬がエルトンバローズを挙げてそれぞれの結果を振り返る。
枠順が出る前には何とも言えないが、過去５年のデータから韋駄天Ｓ組が有力であることを指摘しつつ、今年の展望を語る。
チェイスザドリームの出走条件や過去の実績、他の有力馬の可能性などを南と村瀬が議論する。
南 暑い。暑すぎる。
村瀬 こたえますね、さすがに。中京記念の◎エルトンバローズは小差３着。勝ってくれればスカッとしたんだけど…。
南 ワシの◎ニホンピロキーフは５着。掛かるどころかついていくのが大変やった。
村瀬 開催替わりで切り替えですね。新潟は暑熱対策で〝昼休み〟を実施。メイン７Ｒで名物の千直重賞です。
南 初の番組スケジュール。ま、予想に関してやることは同じやから。
村瀬 ですね。ただ、枠順が出るまでは何とも…。過去５年を洗ってみると、韋駄天Ｓ組が３勝・２着５回。去年のオールアットワンスは１年ぶりで６着からのリベンジＶでしたけど、あれはレアケース。今年も韋駄天メンバーから勝ち馬を探すのが近道かな。
南 連勝は５年前のライオンボスだけ。ただ、今年は◎チェイスザドリームに可能性がある気もする。初芝で１番人気で快勝なんて、なかなかできることやない。
村瀬 確かに。
南 １週前は坂路で４ハロン４９秒１の一番時計。荒木助手は「しっかり負荷をかけた。リフレッシュさせたほうがメンタル的にいい」と。ダートでも芝スタートが良かったみたいで、「あとはいい枠を引いてくれれば」。そこだけやな。
村瀬 ただ、当時は〝行った行った〟。今年も負け組の反撃を警戒したい。５着の◎ディヴィナシオンはすごい勢いで伸びてきて、２着マウンテンムスメにゴール前で乗りかかって急ブレーキ。前が開いていれば差し切ってましたよ。北九州記念を挟んだけど、ここでキャリアもうひと花といきたいところです。
南 もう７歳やしなあ。北九州記念３着で久々に〝らしさ〟を見せたモズメイメイを上にみたい。同じ７歳なら５９キロがどうかも函館ＳＳ２着が立派なウイングレイテストやないか。
村瀬 ウインは確かに底力上位ですけど、初舞台がどうか。ファイアダンサーもディヴィナシオンと同じ韋駄天Ｓ消化不良組。去年のシンガリ負けは熱中症だったんで、当日の気温がカギですけどね。マイヨアポアも中盤で抑えたのが裏目に出て６着。このあたりまではチャンスありですよ。
南 金曜の枠順確定までは何ともやな。（夕刊フジ）
