新校名での甲子園は次に 旭川志峯の伊藤主将は後輩に託した

AI要約

白樺学園が旭川志峯を12-2で破り、北北海道大会準決勝で勝利した。

旭川志峯は打線の対応が遅れ、守りの乱れで敗北を喫した。

昨秋は不振だったが、夏にピークを合わせる伝統を持つチームが上位進出を果たし、主将は後輩に甲子園を託したいと語った。

新校名での甲子園は次に 旭川志峯の伊藤主将は後輩に託した

(22日、全国高校野球選手権北北海道大会準決勝 白樺学園12-2旭川志峯)

 北北海道代表として選手権出場は最多の10回。旭川大から昨春に校名変更した旭川志峯がコールドで散った。

 三回、白樺学園の打線に変化球をとらえられた。「一、二回はうまくかわせていたのに、すぐに対応された。パパっと点をとられ、修正できなかった」。捕手の伊藤一輝主将(3年)は悔やんだ。守りの乱れで終盤まで失点が続いた。

 昨秋は地区大会で初戦敗退。春も地区の代表決定戦で負けた。だが夏にはしっかりとピークを合わせるのがチームの伝統。昨年の主将、副主将から主将に指名され、重圧を感じながらチームをまとめてきた。

 「例年の力はない。そのチームで主将を中心によくやった」。部長から昨春就任した山本博幸監督は、4強入りを評価した。伊藤主将は「志峯での甲子園は後輩に託したい」。(古源盛一)