福部真子が女子100メートル障害で日本新 パリ五輪に弾み「12秒5を切りたい。貪欲に狙う」/陸上

AI要約

福部真子が追い風1.2メートルの条件下で、12秒69の日本新記録を達成しました。自身の記録を0.04更新し、五輪代表入りを決めた後の練習不足からも復活を果たしました。

福部は暑さに苦しみながらも圧倒的なレースを見せ、12秒69は東京五輪決勝での5位相当の記録です。今後のパリ五輪への挑戦に向け、12秒5を切ることを目標に掲げています。

日本女子ハードル界のエースである福部真子が、世界に向けて貪欲に挑戦を続けています。

福部真子が女子100メートル障害で日本新 パリ五輪に弾み「12秒5を切りたい。貪欲に狙う」/陸上

陸上・実業団・学生対抗(20日、神奈川・レモンガススタジアム平塚)女子100メートル障害でパリ五輪代表の福部真子(28)=日本建設工業=が追い風1・2メートルの条件下で、12秒69の日本新記録をマーク。自身が2022年9月に出した従来の記録を0秒04更新した。

「本当に? みたいな。ゴールして掲示板を3度見くらいしました」。五輪代表入りを決めた6月の日本選手権後、2週間は疲労で思うような練習ができなかった。この日は苦手な暑さで「アップしていてもどんより重い感じ」と本調子ではなかったが、圧倒的なレースだった。

12秒69は2021年東京五輪決勝で5位相当。パリ五輪の予選は8月7日に始まる。「12秒5を切りたい。貪欲に狙う」。日本女子ハードル界のエースが、世界に挑戦する。(川並温美)