【福岡ボート(サマータイム)一般】今節は良艇の希少価値が高い

AI要約

ボートの機力に与える影響が大きくなっていることが明らかになる。

今回のエンジンとボートの関係が顕著で、良悪のセットで良い動きが変わる。

8艇の希少性が高く、良艇効果に関する警戒が必要。

【福岡ボート(サマータイム)一般】今節は良艇の希少価値が高い

<13日・福岡ボート・初日>

<記者コラム・森大輔の勝ち組の法則>

 機力を図る上でエンジンの素性はもちろんですが、馬力が落ちた現在の低出力型エンジンではボートの良しあしが重要。Aランク以上の良機でも泥舟と呼ばれる悪いボートがセットされるとイマイチだったり、逆にDランクの低調機でも良艇がセットされるといい動きだったりすることも。それだけボートの機力に及ぼす影響が大きくなっているということです。

 特に今回のエンジンとボートではその傾向が顕著。常に超抜パワーになるようなエース機と呼ばれるほどのエンジンは不在で、Aランクのエンジンの中で良艇とセットされたエンジンがそのシリーズの節一パワーになるパターンがほとんど。今回のエンジンはそれだけボートの良しあしに左右されています。

 現ボートの2連対率ベスト15を表にして見ましたが、今節はこの中から約半分の8艇しか出されていません。エンジンに関しては良機シリーズですが、ボートは良艇シリーズではないということ。となればこの8艇の希少価値はかなり高め。良艇効果はボートが水を吸って重くなるシリーズの後半になればなるほど大きくなることを踏まえても、警戒が必要です。