【U18アジア選手権】日本が開催国・台湾に敗れ準優勝 16年以来2大会ぶり6度目優勝逃す

AI要約

日本はU18アジア選手権で決勝で台湾に1-6で敗れ、準優勝となった。

試合は緊迫した展開となり、日本が先制するも逆転され、追いつくことができずタイトルを逃した。

台湾は開催国として3度目の優勝を果たし、日本は16年以来の優勝を逃し続けている。

<U18アジア選手権:日本1-6台湾>◇8日◇決勝◇台湾・天母野球場

 日本が決勝で台湾に敗れ、準優勝となった。アジア王者の座が目の前まで迫っていたが、開催国が3度目の優勝で、日本は16年以来2大会ぶり6度目の優勝を逃した。

 1回1死から2番浜本遥大外野手(3年=広陵)が中前打で出塁すると、初球から走って二盗。さらに三盗も決め、チャンスを広げた。2死三塁の好機で4番石塚裕惺内野手(3年=花咲徳栄)が、相手遊撃手のグラブを弾く鋭い打球で中前適時打を放ち、先制した。

 今朝丸裕喜投手(3年=報徳学園)が先発。3回に1死二塁からドジャースとマイナー契約を結んでいる3番コ・チンシェン外野手(18)に適時三塁打を許し同点。なおも1死三塁から相手4番打者に右犠飛を打たれ、2失点で逆転を許した。2回2/3を投げ、2安打4四死球1奪三振無失点だった。

 打線は3回以降度々走者を出し、チャンスを作ったが、得点を奪えず、追いつくことはできなかった。

 試合は3回表と3回裏に2度も雨天中断。台湾へ応援が大きく、球場は自国開催ならではの雰囲気。アウェーの中、U18高校日本代表の選手たちは全国の球児を代表して懸命に戦ったが、アジアチャンピオンの座に1歩届かなかった。【塚本光】