「ロナウド対メッシの次は…」次世代のライバル関係はレアルとバルサの2人の神童が主役か?「エムバペでもハーランドでもない」

AI要約

クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシの時代が終わり、新たなライバル関係が台頭する可能性がある。

バルセロナのラミン・ヤマルとマドリーのエンドリッキが次世代の注目選手として浮上しており、両者のスキルやプレースタイルが比較されている。

さらに、キリアン・エムバペとアーリング・ブラウト・ハーランドもヤマルとエンドリッキに次ぐ存在として注目されている。

「ロナウド対メッシの次は…」次世代のライバル関係はレアルとバルサの2人の神童が主役か?「エムバペでもハーランドでもない」

 かつてレアル・マドリードに所属していたクリスティアーノ・ロナウドと、バルセロナに所属していたリオネル・メッシのライバル関係は世界のファンを魅了した。英サッカー専門メディア『Four Four Two』は、かつての美しいライバル関係を彷彿とさせる次世代の台頭が、もうすぐそこまで迫っていると現地時間10日に報じている。

 記事では、「内向的な選手と外向的な選手。炎と氷。正反対のチームの顔。宿敵」と、C・ロナウドとメッシの関係をさまざまな形で表現し、「C・ロナウドとメッシの時代は終わりつつある。衰えつつあるポルトガル人選手の灯は消え去り、メッシは今や米国におけるウォーキング・フットボールの最大の推進者だ」と、長い間続いた2人の時代が終わり新しい時代を迎えていると指摘していた。

 そして、同メディアがサッカー界を代表とする次世代のライバル関係として注目すべきと名前を挙げたのが、バルセロナに所属するスペイン代表のラミン・ヤマルと今季マドリーに加入したブラジル代表のエンドリッキだ。

 まずユーロで活躍する弱冠16歳のヤマルについて、「確かに本物だ。誰もがそれを目にしてきた」と前置きした上で、「ユーロ2024でこれほどの活躍をするなんて非現実的だ。07年生まれの選手のほとんどは、おそらく34年のサウジアラビアW杯でピークを迎え始めるはずだった」と、想像もつかないスピードで活躍している同選手を絶賛している。

 そして、「世界は今ヤマルのものであり、その対極にいるのが17歳のエンドリッキだ。パルメイラスのユースで169試合に出場し165ゴールを挙げ、その後マドリーに大々的な移籍を果たし、ブラジルのコパ・アメリカ代表にも選ばれている」とブラジル代表の神童について言及した上で、ヤマルとの関係を次のように表現していた。

「ヤマルは創造者であり芸術家であり、ボールの向こうにあるピッチを見透すことができる。一方でエンドリックは、ウェンブリーで得点を挙げた最年少選手であり、重要な瞬間に力を発揮し、ピッチを全力で走り、純粋な本能でプレーする。これは10番対9番、アシストを積み重ねる運命の選手とゴールを積み重ねる運命の選手2人の物語だ」

 また、現在サッカー界を代表とするキリアン・エムバペとアーリング・ブラウト・ハーランドについては、「エムバペでもハーランドでもない。彼ら2人はヤマルとエンドリッキに次ぐものになるかもしれない。主な理由は、この2人が互いに対抗するために生まれてきたように感じられるからだ」と、スペインとブラジルの誇る2人の神童が今後のサッカー界を代表とするアイコンになる可能性が高いことを強調していた。