パリ五輪開催国フランス、最終18名のメンバー発表! OAはバデ、マテタ、ラカゼットに決定

AI要約

フランスサッカー連盟はU-23フランス代表の最終メンバー18名を発表。

大会フォーマットが23歳以下で初の優勝を目指し、ティエリ・アンリ氏が監督を務める。キリアン・エンバペは参加せず、オーバーエイジ枠はラカゼットとバデが選出。

他の候補メンバーからは選ばれなかった選手も多数いる。

パリ五輪開催国フランス、最終18名のメンバー発表! OAはバデ、マテタ、ラカゼットに決定

 フランスサッカー連盟(FFF)は8日、パリオリンピック2024(パリ五輪)に臨むU-23フランス代表の最終メンバー18名を正式に発表した。

 今大会のホスト国として、ロサンゼルス五輪以来10大会ぶりの金メダルを狙うU-23フランス代表。現行の23歳以下で代表チームを構成する大会フォーマットとなってからは初の優勝を狙うなか、チームは昨年8月に監督としてティエリ・アンリ氏を招へい。フランスサッカー界の“レジェンド”でもある指揮官の下、今大会は優勝を目指して戦っていく。

 6月3日には代表候補メンバー25名が発表されており、今回の正式メンバーも当時のリストに名を連ねていた選手たちから15名が招集されている。当時、オーバーエイジ枠として選出されたのはFWアレクサンドル・ラカゼット(リヨン)、FWジャン・フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス/イングランド)の2名だったが、最終メンバーには1名が追加された。

 現在ドイツで開催されているEURO2024に参加しているFWキリアン・エンバペ(レアル・マドリード/スペイン)の招集も期待されていたが、『レキップ』など現地メディアの多くが報じていた通り、不参加が決定。残る1枠のオーバーエイジは、現在ラ・リーガで活躍するDFロイク・バデ(セビージャ/スペイン)に決定した。

 一方で、規定の2001年1月1日以降に生まれた選手でありながら、EURO2024を戦うA代表に招集されていたMFワレン・ザイール・エムリ(パリ・サンジェルマン)とFWブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン)は、最終的なメンバーからは落選した。さらに、今夏のステップアップにまつわる報道が多いDFレニー・ヨロ(リール)も招集外。ユヴェントス移籍が決定的と報じられているMFケフラン・テュラム(ニース)に加えて、DFバフォデ・ディアキテ(リール)、MFレスリー・ウゴチュク(チェルシー/イングランド)、FWマティス・テル(バイエルン)らも、候補メンバーに名を連ねながらも最終的な18名からは外れている。

 なお、同チームのキャプテンはラカゼットが務めることがFFFより明かされている。

 フランスは自国開催のパリ五輪でグループAに組み込まれており、24日にU-23アメリカ代表と、同27日にU-23ギニア代表と、同30日にU-23ニュージーランド代表と対戦する。本大会の前には、11日にU-23ドミニカ共和国とのテストマッチを予定しており、17日には大会前最後の実戦の場として、U-23日本代表と激突。この試合はNHK総合にて生中継。日本時間では18日の4時5分(17日の28時05分)キックオフ予定だ。

 今回発表された、U-23フランス代表の最終メンバー18名は下記の通り。

▼GK

オベド・エンカンバディオ(パリFC)

ギョーム・レステ(トゥールーズ)

▼DF

ロイク・バデ(セビージャ/スペイン)※オーバーエイジ

ブラッドリー・ロッコ(スタッド・ブレスト)

カステロ・ルケバ(ライプツィヒ/ドイツ)

スングトゥ・マガッサ(モナコ)

キリアン・シルディリア(フライブルク/ドイツ)

アドリアン・トリュフェ(レンヌ)

▼MF

マグネス・アクリウシェ(モナコ)

ジョリス・ショタール(モンペリエ)

デジレ・ドゥエ(レンヌ)

クアディオ・コネ(ボルシアMG/ドイツ)

エンツォ・ミロー(シュトゥットガルト/ドイツ)

▼FW

ラヤン・シェルキ(リヨン)

アルノー・カリミュエンド(レンヌ)

アレクサンドル・ラカゼット(リヨン)※オーバーエイジ

ジャン・フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス/イングランド)※オーバーエイジ

ミカエル・オリーズ(バイエルン/ドイツ)