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仏主将エムバペ、自らに「失敗」の烙印。準決勝で敗退、PKでの1Gのみ…「欧州王者になりたかったのに」【EURO】
EURO2024の準決勝でフランスはスペインに敗れ、エムバペは期待外れの活躍に終わる。
エムバペは大会中1ゴールに終わり、新天地マドリーでの活躍に期待が掛かる。
スペイン戦ではマスクを外してプレーし、休養を経て新たなシーズンに向けて備えることを誓う。
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現地時間7月9日に開催されたEURO2024の準決勝で、キリアン・エムバペを擁するフランスは、スペインとミュンヘンで対戦。開始9分で幸先良く先制するも、前半のうちに逆転を許すと、そのまま1-2で敗れた。
絶対エースとして大車輪の活躍を期待されたエムバペは、ピンポイントクロスでランダル・コロ・ミュアニの得点のアシストこそしたものの、チャンスでシュートを大きく外してしまうなど、この日も本来の力を発揮できず。初戦での鼻の骨折が尾を引いたか、計5試合に出場してPKから奪った1ゴールのみで、大会を去ることとなった。
スペイン紙『AS』によれば、新シーズンからレアル・マドリーでプレーするスターは心底失望しており、「僕の大会は失敗だった」と語った。
「スペインは僕らよりも良いプレーをしていた。本当に両チームに大きな差があったのかは、もう一度試合を見てみないと分からない。彼らはすぐに2点を決めたし、後半は僕たちに逆転するチャンスがあったのに、モノにできなかった。
ヨーロッパ王者になりたかったけど、なれなかった。それがフットボールだ。前に進まないと。長い1年だったし、休養のためにバカンスに行くよ。それが良い。休んだ後に新しい生活に向けて出発する」
スペイン戦では鼻を守るマスクを外して戦った。この点に関しては、医者に「なしでも大丈夫?」と確認したところ「何でもしていい」とゴーサインを受けたようだ。
エムバペは新天地マドリーで、EUROの悔しさを晴らす活躍を見せられるか。ただその前に、疲れ切った身体を癒すために、しばしの休養が不可欠だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部