天理大が初4強 阪神大学連盟15年ぶり快挙 主将・下林バースデー適時打「最高のプレゼント」

AI要約

天理大が帝京大に3-0で勝利し、初の4強入りを果たした。

青学大、早大、東日本国際大も勝ち、ベスト4に進んだ。

下林源太内野手(4年・天理)が中越え適時二塁打を放ち、大きな追加点をもたらした。

天理大が初4強 阪神大学連盟15年ぶり快挙 主将・下林バースデー適時打「最高のプレゼント」

 「全日本大学野球選手権・準々決勝、天理大3-0帝京大」(13日、神宮球場)

 準々決勝4試合が行われ、天理大が帝京大に3-0で勝利し、初の4強入りを果たした。所属する阪神大学連盟としては2009年の関西国際大以来15年ぶりの快挙となった。青学大、早大、東日本国際大も勝ち、ベスト4に進んだ。準決勝2試合は15日に神宮球場で行われる。

 新たな歴史の扉を開いた。初の4強入りが決まった瞬間、ナインは雄たけびを上げた。歴代のOB達が味わってきた無念をついに晴らした。

 初回に先制点を奪い、2点リードの三回2死二塁では主将・下林源太内野手(4年・天理)が中越え適時二塁打を放って大きな追加点をもたらした。くしくもこの日は自身の誕生日。ウイニングボールを手に、「最高のプレゼントになりました」と破顔した。

 過去には3度、8強まで進むも4強入りはならず。4度目の正直で悲願を果たした。下林はOBのロッテ・友杉からもらったピンクのリストバンドを着用。前日には「明日頑張れよ」とメッセージをもらい、先輩のエールに応えてみせた。

 15日の準決勝では前回王者の青学大と対戦する。「前評判は青学だと思うんですけど、自分たちの野球をしていきたい」と主将。8強の壁を破った勢いに乗り、歴史をさらに塗り替えていく。