J1残留へ 札幌 元韓国代表DFを緊急補強

AI要約

札幌が元韓国代表DF朴ミンギュの獲得を発表。左サイドを主戦場とするハードワーカーで、ボールへの強いアプローチと高い運動量が特長。

チームはJ1残留に向け、連敗を8で止め、主力選手の負傷離脱から立ち直るために緊急補強を続けており、身長の高い朴ミンギュが5人目の補強となる。

既にガーナ人ウインガーやポーランド1部リーグで活躍したFWなどが加入し、残留へ向けて布陣を整えている。

J1残留へ 札幌 元韓国代表DFを緊急補強

 最下位と苦しむコンサドーレ札幌がJ1残留へ向け、元韓国代表DF朴ミンギュを獲得することが15日、分かった。近日中に発表される。

 朴ミンギュは左サイドを主戦場とするレフティーで、札幌では3バックの左や左ウイングバックでの起用が見込まれる。ハードワークが持ち味で運動量と球際の強さが最大の特長。スピードや高い左足の精度も兼ね備え、代表キャップはないがA代表に招集歴がある。直近2年間は兵役のためKリーグに所属する軍隊チームの金泉尚武でプレーしていた。

 チームは前節13日の神戸戦を引き分け、連敗を8で止めたが、残り15試合で残留圏の17位鳥栖とは勝ち点11差と厳しい状況にある。いまだに多くの主力を負傷離脱で欠き、三上大勝GMは11日に今夏の最大6人の補強を明言。すでに6月に加入した元神戸DF大崎が主力としてプレーしている。

 9日にはガーナ人の左利きウインガーMFフランシス・カンが加入し、13日には今季ポーランド1部ヴィジェフ・ウッチで8得点を挙げたFWジョルディ・サンチェスの加入が発表された。今季10得点のJ3琉球FW白井陽人の獲得も決まり、J1残留へ朴ミンギュが5人目の緊急補強となった。