【大学選手権】天理大がコールド勝ちで2年連続初戦突破 4番の石飛智洋が逆転2ランなど4安打4打点 

AI要約

天理大が2年連続で初戦突破を決めた。

石飛智洋の活躍や長尾渉佑の好投で7回コールド勝ち。

石飛はチーム初安打を含む大活躍を見せ、次戦に意気込んでいる。

【大学選手権】天理大がコールド勝ちで2年連続初戦突破 4番の石飛智洋が逆転2ランなど4安打4打点 

◇報知新聞社後援 第73回全日本大学野球選手権▽1回戦 天理大8X―1東農大北海道=7回コールド=(11日・神宮)

 天理大(阪神大学代表)が、2年連続初戦突破を決めた。

 1点を追う4回1死一塁、4番の石飛智洋右翼手(4年=出雲西)の右越え本塁打で逆転すると、5回は3四死球で満塁とし、ここでも石飛が中前適時打を放ち2点を追加。5番の下林源太三塁手(4年=天理)も続き、この回に3点を奪った。投げては、長尾渉佑投手(3年=岡山商大付)が7回3安打1失点と好投。7回にさらに3点を奪い、コールド勝ちを収めた。

 今春は阪神大学リーグ最長タイの7連覇を果たし、4番の石飛は打率5割2分8厘で首位打者を獲得。ただ、今大会1、2週間前に疲れなどから調子を落としていた。「なかなかしっくりこなくて悩んでいたんですけど、やるしかないと思って」。2回にはチーム初安打となる二塁打、7回には右前打と、あと三塁打が出ればサイクルヒットと大暴れだった。

 次戦・八戸学院大戦(北東北野球連盟代表)へ「4番として自分の仕事をきっちりできたら。その中で自分のバッティングがチームの勝ちにつながったらいいなと思う」と意気込んだ。