【与田剛の目】「立浪監督がどんな意図で起用したと…」8回代打で併殺に倒れた中日・石川昂弥の打撃に首かしげる

AI要約
中日がヤクルトに敗れる中で、代打石川昂の不本意な遊ゴロ併殺打が焦点となる。評論家与田剛は石川昂の打撃について疑問を呈し、より意図のある打撃を期待する。与田剛は石川昂のバッティングについて詳細に分析し、戦略的な打席への期待を述べる。
【与田剛の目】「立浪監督がどんな意図で起用したと…」8回代打で併殺に倒れた中日・石川昂弥の打撃に首かしげる

【与田剛の目】◇15日 ヤクルト4―1中日(神宮)

 中日は2点を追う8回無死一塁、ヤクルトが左腕・山本にスイッチしたところで板山に代打・石川昂を送って勝負に出た。しかし最悪の遊ゴロ併殺打。この姿に記者席から見詰めた中日スポーツ評論家・与田剛さんは「石川昂は立浪監督がどんな意図で起用したと思っているのだろう」と首をかしげた。

 「内野ゴロかもしれないと思えば代打はゲッツーの少ない大島だろうし、板山のままでもよかった。あそこはホームランなら最高だが、局面を大きく変えることを期待されている場面」。だが石川昂は「初球まあまあ甘めを見逃して、2球目の外角球をバットの先に当てただけのような遊ゴロ。まるで追い込まれているようなバッティングだった」と分析する与田さんは「外角球を狙うならもっと踏み込んでライトのほうを狙うべきだし、内角を待っているなら見逃してもいい」。もっと意図のある打撃を石川昂に期待した。