11日からG1高松宮記念杯競輪が開幕 ポイント制予選など特殊な勝ち上がりルールを解説

AI要約

6月11日から前半戦最後のGI「高松宮記念杯競輪」が開幕する。2023年大会からガールズケイリンGI「パールカップ」新設に伴い6日制となった。

1950年から続く歴史ある大会で、1973年から今まで競輪界で唯一の「東西対抗戦」として行われているのが大きな特徴だ。

ポイントとなるのは(5)の「東西別平均競走得点」だ。競輪選手の“強さ”の指標として用いられる平均競走得点が重視されるため、比較的妥当なメンバーが揃う可能性が高い。

高松宮記念杯競輪における「東西」は、以下の通りに分けられている。

※左から東西、地区

東 北日本、関東、南関東

西 中部、近畿、中国、四国、九州

![](@5)

高松宮記念杯は2023年から6日制になり、一次予選がポイント制となった。特選などのシードレースはなく、S班を含めた全員が一次予選を2走して勝ち上がりを競う。

先述のとおり東西に分かれたトーナメントになっており、東日本のポイント上位9名は4日目11Rの青龍賞、西日本のポイント上位9名は4日目12Rの白虎賞に進む。この2レースは準決勝フリーパスである。

11日からG1高松宮記念杯競輪が開幕 ポイント制予選など特殊な勝ち上がりルールを解説

 6月11日から前半戦最後のGI「高松宮記念杯競輪」が開幕する。2023年大会からガールズケイリンGI「パールカップ」新設に伴い6日制となった。ここでは高松宮記念杯の選考と、一次予選がポイント制で準決勝が4レースという特殊な勝ち上がりルールについても解説する。

 6月11~16日に岸和田競輪場で開催される「高松宮記念杯競輪(GI)」。4月下旬に出場選手が発表された。

 1950年から続く歴史ある大会で、1973年から今まで競輪界で唯一の「東西対抗戦」として行われているのが大きな特徴だ。

 出場選手選考の時点から、東西に分かれて選抜される高松宮記念杯競輪。まずは選考条件から見ていこう。

【高松宮記念杯競輪 選考条件】※開催時S級

(1) S級S班在籍者

(2) 過去3回以上優勝した者(開催時S1)

(3) パリ五輪自転車競技トラック種目代表選手

(4) 選手選考対象期間において2ヶ月以上JCFトラック種目強化指定(A)に所属した者(開催時S1)

(5) 東西別平均競走得点上位者(同点の場合は選考期間における選考用賞金獲得額上位者)

※選考期間は2023年10月~2024年3月の6か月

 ポイントとなるのは(5)の「東西別平均競走得点」だ。競輪選手の“強さ”の指標として用いられる平均競走得点が重視されるため、比較的妥当なメンバーが揃う可能性が高い。

 高松宮記念杯競輪における「東西」は、以下の通りに分けられている。

※左から東西、地区

東 北日本、関東、南関東

西 中部、近畿、中国、四国、九州

![](@5)

 高松宮記念杯は2023年から6日制になり、一次予選がポイント制となった。特選などのシードレースはなく、S班を含めた全員が一次予選を2走して勝ち上がりを競う。

 先述のとおり東西に分かれたトーナメントになっており、東日本のポイント上位9名は4日目11Rの青龍賞、西日本のポイント上位9名は4日目12Rの白虎賞に進む。この2レースは準決勝フリーパスである。