谷口彰悟、ベルギー1部シントトロイデン移籍へ 間もなく33歳迎えるDFが欧州初挑戦…日本人多数在籍のクラブ

AI要約

カタール1部アルラヤンの日本代表DF谷口彰悟(32)が、ベルギー1部シントトロイデンから獲得オファーを受けていることが判明。欧州移籍を果たす可能性が高まっている。

谷口は日本代表の主力選手であり、カタールリーグでも活躍。センターバックとしての守備能力や技術が評価されている。

シントトロイデンは日本人選手も在籍し、新監督のもとで成績を上げているチーム。谷口が2大会連続のW杯出場を目指すことになる可能性も高い。

谷口彰悟、ベルギー1部シントトロイデン移籍へ 間もなく33歳迎えるDFが欧州初挑戦…日本人多数在籍のクラブ

 カタール1部アルラヤンの日本代表DF谷口彰悟(32)が、ベルギー1部シントトロイデンから獲得オファーを受けていることが4日、分かった。関係者によると、移籍交渉は順調に進んでいる。03年に当時J1磐田の藤田俊哉が31歳でオランダ1部ユトレヒトへ自身初の欧州移籍を果たした例はあるが、今月15日に33歳を迎える谷口が初の欧州挑戦を実現させれば極めて異例となる。

 谷口は22年カタールW杯でスペイン戦、クロアチア戦にフル出場するなど、日本代表の16強入りに貢献。同年末には、プロ入りから9年間在籍した川崎からカタールへ移籍した。高温多湿の気候、夜7時以降に練習を行う異国の環境に苦しみながらも、主軸として活躍した。23~24年シーズンはリーグ全22戦に先発、1得点を挙げ、チームを2位に導いた。

 対人守備の強さ、ビルドアップの技術が高いセンターバック。森保ジャパンの常連で、パリ五輪に出場するU―23日本代表のオーバーエージ(OA、24歳以上)候補にも挙がった。かねて欧州でのプレーを希望し、シントトロイデンから待望の獲得オファーが届いた。

 同クラブには、GK鈴木彩艶(21)やパリ五輪に出場するU―23日本代表MF藤田譲瑠チマ(22)と山本理仁(22)ら多くの日本人が在籍。昨季はリーグ9位で終了し、今季はイタリア人のクリスティアン・ラタンツィオ新監督が指揮を執る。谷口が、欧州から2大会連続のW杯出場を目指すことになりそうだ。