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ジョコビッチ 引退マレーに「最大の敬意」 最後のウィンブルドンで熱い抱擁<男子テニス>
N・ジョコビッチが最後のウィンブルドンを迎えたA・マレーに敬意を表するメッセージを送った。
A・マレーは腰の負傷と手術からの回復を試み、ダブルスでの出場を果たしたが初戦敗退となった。
ジョコビッチとマレーは36度対戦し、ジョコビッチが25勝、マレーが11勝している。
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男子テニスで世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)は日本時間5日に自身のSNSを更新。最後のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を迎えた元世界ランク1位のA・マレー(イギリス)にメッセージを送った。
ウィンブルドンでの2度の優勝を含む四大大会3勝を誇る37歳のマレーは今季での引退を示唆しており、今回が最後のウィンブルドンであると発言してきた。
しかし、先月19日に行われたシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)2回戦を腰の負傷により途中棄権すると、その後同箇所の手術を敢行。手術から約10日間でウィンブルドンのシングルス初戦を迎えることとなっていたが、シングルスは試合前に棄権を表明した。
シングルスを欠場したマレーだったが、ダブルスには兄のJ・マレー(イギリス)とのペアで出場を決意。現地4日にセンターコートで1回戦を戦いR・ヒジカタ(オーストラリア)/ J・ピアース(オーストラリア)組に6-7 (6-8), 4-6のストレートで敗れ初戦敗退となった。
試合後にはセレモニーが開催され、ジョコビッチやH・ルーネ(デンマーク)、J・ドレイパー(イギリス)、C・ノリー(イギリス)、D・エヴァンス(イギリス)、女子のI・シフィオンテク(ポーランド)といった多くの現役選手が詰め掛けた。
セレモニー終了後、マレーと抱擁を交わしたジョコビッチ。その後、自身のインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新し「究極の対戦相手。アンディ(マレー)に最大の敬意を表する」と投稿した。
マレーとジョコビッチは過去36度対戦しており、ジョコビッチが25勝、マレーが11勝している。