ソフトバンク松山秀明2軍監督 今季初のみずほペイペイドーム開催に「次ここでやる時の緊張は少し減るんじゃないか」一問一答

AI要約

ソフトバンクが逆転勝ちを果たす。

山本恵大と谷川原健太の活躍が目立つ。

2軍の試合がドームで行われるメリットについて。

ソフトバンク松山秀明2軍監督 今季初のみずほペイペイドーム開催に「次ここでやる時の緊張は少し減るんじゃないか」一問一答

 ◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク5―3中日(4日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクが今季初の本拠地開催で逆転勝ちした。1点ビハインドの8回、初めて4番に座った育成3年目・山本恵大が左翼テラス席にソロ本塁打を放ち同点。無死一、三塁として谷川原健太の右前打で逆転し、続く育成5年目・勝連大稀の左犠飛でさらに加点した。松山秀明2軍監督の主な一問一答は以下の通り。

 ―逆転勝ち。

 「山本にあの場面でホームランが出てくれたのは本当に大きかったですね。いきなり4番で、大役というか、前半は空回りしているところもあったんですけど、今日のホームランは練習の時もああいう打球が飛んでいたので、最後は練習通りに出たという感じですね」

 ―ベンチで山本への声かけは。

 「何もかけてないですよ。無言の圧を感じて。2軍なのでそういうプレッシャーを感じてほしいですよね。感じた中でどういうプレーをしていくのかを僕は見てみたいので。1軍なら当然フォローしてもっとプレーをしやすくして、結果が出やすいような状態を作ってあげたいと思うんですけど、2軍なので。逆にこの重いプレッシャーの中でどう彼らが対応するのかの方がちょっと興味がある。だから、最後に力を出したのはすごいなと思いましたね」

 ―谷川原は嶺井博希が1軍に上がった中でいろんな思いを持って、臨んでいたと思うが。

 「今年に関しては、バッティングの方でちょっと苦しんでいるところがある。でも、ああいう大事なところでヒットを打ってくれるというのは、経験値もあると思うんで、頼りになる」

 ―中日は申告敬遠や継投もかなり細かかった。

 「1軍の試合をしてる感じでしたね。こっちはちょっと戦力的に勝つためだけに、選手を使っていくのはちょっと環境的に難しいとこもあるんですけど。相手が本当に1軍の継投みたいな感じで来ると、勝った時は本当にうれしいです」

 ―みずほペイペイドームでの3連戦。2軍がドームで試合をすることについて。

 「1軍がやるグラウンドで、マウンドや人工芝、照明…そういうものを感じられるのは、選手にとってはありがたいし、次にここでやる時が来たら緊張は少し減るんじゃないですかね。だから、本当にありがたいですよ。なかなか単独で自分たちのメイン球場でやれるのは少ないので」