新型コロナウイルス感染者数 1医療機関あたり8.07人 9週連続で増加…1か月で2倍に

AI要約

厚生労働省は新型コロナウイルスの感染者数が9週連続で増加し、1か月前の約2倍になったことを発表。

感染者は九州を中心に増えており、沖縄県や鹿児島県などで特に多い状況。

定点医療機関からの報告に基づくデータは、感染拡大の傾向や地域ごとの状況を把握する上で重要。

 厚生労働省は12日、全国約5000か所の定点医療機関から7月1~7日の1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者数が、1医療機関あたり8.07人だったと発表した。9週連続で増加し、1か月前(6月3~9日)の約2倍となった。

 感染者は九州を中心に増えている。地域別で最も多かったのは、沖縄県で同29.92人(前週は29.91人)。次いで、鹿児島県が同23.13人(同15.42人)、宮崎県が同19.74人(同11.78人)、熊本県が同18.24人(同12.21人)、佐賀県が同16.31人(同11.26人)となっている。