【祈願】伝統の”泣き相撲” 「先に泣きだした方が負け」 子どもたちの健やかな成長など祈る 岩手県花巻市東和町
岩手県花巻市の神社で行われた「泣き相撲」では、子どもたちの健やかな成長を祈る行事が行われました。
泣き相撲では、生後5か月から1歳9か月までの男の子が参加し、先に泣いた方が負けというルールで行われました。
親たちは子どもたちの成長を願い、笑顔で子どもたちを見守る温かい雰囲気が会場を包んでいました。
岩手県花巻市の神社では19日、子どもたちの健やかな成長などを祈る「泣き相撲」が行われました。
(相撲取組)
花巻市東和町の三熊野神社では19日、生後5か月から1歳9か月までの男の子だけが参加して、「泣き相撲」が行われました。
9月の例大祭に合わせて行われる「泣き相撲」は、正式には「十二番角力式」と言われ、地元の成島地区にゆかりのある子どもだけが参加できることになっています。
子どもたちの成長と豊作を祈る行事で「先に泣きだした方が負け」というルールです。
(相撲取組)
東和町から参加 (引き分け)有戸紘月ちゃん(1歳)の父
「いつもは泣けばぎゃんぎゃんと言う感じだけど、きょうは寝起きだったみたいで」
母
「笑顔を忘れずにすくすく育ってほしい」
盛岡市から参加(勝利)小野寺遥久ちゃん(1歳)の母
「遊んでいるときはすごく活発だけれど、人見知りしないのがよかったのかなと」
父
「とりあえず元気に、元気にいっぱい食べてくれればそれでいいかなと」
健やかな成長を願い、会場は子どもたちを見守る温かい雰囲気に包まれていました。