祐徳稲荷神社ライトアップ 幻想的な「嫁入り行列」も

AI要約

祐徳稲荷神社で行われるライトアップイベント「ナイトウオーク狐の嫁入り」の開幕式が行われ、幻想的な世界への誘いが始まった。

イベントのテーマは『ご縁』であり、市内の夫婦が新郎新婦役を務め、見守る人々から祝福を受けるなど、特別な雰囲気が漂っている。

ナイトウオークは12月1日までの開催で、狐のお面をかぶって夜の神社を参拝する趣向で楽しめる。

祐徳稲荷神社ライトアップ 幻想的な「嫁入り行列」も

 日本三大稲荷の一つ、祐徳稲荷神社(鹿島市古枝)で20日から始まるライトアップイベント「ナイトウオーク狐の嫁入り」の開幕式が18日夜、関係者が参加して開かれた。本殿や楼門、庭園が紫や赤などの光で彩られる中を「嫁入り行列」が練り歩き、幻想的な世界へ誘った。

 祐徳奉賛会が主催し今年で2年目。鍋島朝寿宮司は「イベントのテーマは『ご縁』。秋の夜長、昼間には感じることのできない神社の魅力を楽しんでほしい」と呼びかけた。3年前に結婚したものの、新型コロナウイルスの影響で式を挙げられなかった市内の夫婦が嫁入り行列の新郎新婦役を務め、見守った人たちから祝福を受けた。

 ナイトウオークは12月1日までの午後6~9時。稲荷神の使いである狐にちなみ、狐のお面をかぶって夜の神社を参拝する趣向で、土日祝日は午後5時半から嫁入り行列がある。料金は大人1500円、中高生千円、小学生500円、未就学児無料。(市原康史)