さいたま市議会9月定例会開会 29議案提出/埼玉県

AI要約

さいたま市議会の9月定例会では一般会計補正予算案など29議案が提出され、総額62億7300万円の補正予算案が取り上げられた。

補正予算案には、不正売却された市有地の返還費用や高齢者福祉施設の入所者転所費用の補償金が含まれている。

入所者の引っ越し代や転所先の一時金補償など、具体的な支援が360万円ずつ用意されている。

 さいたま市議会の9月定例会が4日開会し、62億7300万円あまりの一般会計補正予算案など、29議案が提出されました。

 一般会計補正予算案には、民間企業に不正に売却されたJR与野駅西口の土地区画整理事業地内の市有地について、企業に売却した代金の返還などの費用およそ8800万円を計上しました。

 また、2030年3月末に廃止する、さいたま市緑区の公設の高齢者福祉施設「グリーンヒルうらわ」のケアハウスの入所者の転所に伴う費用の補償として、およそ8700万円を盛り込みました。

 市は、入所者の引っ越し代や転所先に入居するための一時金など、1人当たり360万円を補償します。

 さいたま市議会の9月定例会は、一般質問などを経て10月18日に閉会します。