12月に再稼働予定の島根原発 松江市長が島根原発を視察 新しい規制基準に応じて設置した安全対策設備などを確認 島根県松江市

AI要約

島根県内に位置する島根原発2号機の再稼働が12月に予定されており、松江市の上定市長らが視察を行った。

視察では非常用電源や安全対策設備などの工事進捗状況が確認され、再稼働に向けた準備が整っていると報告された。

中国電力によれば、安全対策工事は8割完了しており、10月に燃料をおさめ、12月に原子炉を起動する予定という。

12月に再稼働予定の島根原発 松江市長が島根原発を視察 新しい規制基準に応じて設置した安全対策設備などを確認 島根県松江市

全国で唯一県庁所在地に位置する島根原発。島根県松江市の上定市長は8月29日、12月に再稼働が予定されている島根原発2号機の視察を行いました。

松江市の上定市長が島根原発を視察するのは、2021年12月以来、3度目です。市長や市役所職員11人は、緊急時に非常用電源として用いられるガスタービン発電機を視察。その後、耐震補強や火災防護など新しい規制基準に応じて設置した安全対策設備を視察し、工事の進捗状況を確認しました。

松江市 上定昭仁 市長

「いま中国電力が12月の再稼働を目指していますが、それに向けての準備が設備周りで整ってきているなと。市民の安全安心が大前提の再稼働なので、運転・運用上の懸念がないような形で今後も準備を進めていただきたい」

中国電力によりますと、安全対策工事は8割ほどが既に完了していて、10月中にも燃料をおさめ、12月に原子炉を起動する予定だということです。