# 原子力

福島第1原発2号機、デブリの試験的取り出し準備が最終段階迎える 規制委員長、安全作業を要求
11時間前

福島第1原発2号機、デブリの試験的取り出し準備が最終段階迎える 規制委員長、安全作業を要求

 東京電力福島第1原発2号機の溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的取り出しに向けた準備が最終段階を迎えている。取り出しに向けた機器やルートの確保はほぼ完了し、後は取り出し機器の原子炉格納容器への取り付けや原子力規制委員会の最終確認などを残すのみとなっている。10日には取り出し装置が原発に運び込ま

福島第一原発周辺の海水と魚のモニタリング結果(7月5日発表)
23時間前

福島第一原発周辺の海水と魚のモニタリング結果(7月5日発表)

東京電力による、福島第一原発周辺の海水のモニタリング結果です。4日に原発から3km以内の10地点で採取された海水のトリチウム濃度は、いずれも検出限界値を下回りました。また、水産庁が4日に採取した魚(ヒラメ)の迅速分析の結果も、全て検出限界値未満でした。

大飯原発の入門証、シュレッダーにかけて誤廃棄 規制庁が関電に陳謝
2024.07.05

大飯原発の入門証、シュレッダーにかけて誤廃棄 規制庁が関電に陳謝

 関西電力大飯原発(福井県)の構内に入るための入門証を原子力規制庁の元職員の男性(74)が、退職時に誤って廃棄していたことがわかった。本来は関電に返却すべきもので、規制庁は関電に陳謝したという。 規制庁によると、元職員は研究職で、2022年3月に退職した。今年5月下旬に関電から入

<福島第一原発>デブリ取出し「釣り竿ロボ」が福島県に到着 第一原発には10日に運び込む予定
2024.07.05

<福島第一原発>デブリ取出し「釣り竿ロボ」が福島県に到着 第一原発には10日に運び込む予定

福島第一原子力発電所2号機で準備が進められている燃料デブリの試験的取り出しをめぐり、7月5日、取り出しに使われる「釣り竿型のロボット」が福島県楢葉町の研究施設に到着した。これまでロボットが置かれていた兵庫県神戸市の工場から運ばれてきたもので、7月10日には第一原発構内に搬入される

AUKUS結束呼び掛け 英「姉妹党」勝利を歓迎 豪首相
2024.07.05

AUKUS結束呼び掛け 英「姉妹党」勝利を歓迎 豪首相

 【シドニー時事】オーストラリアのアルバニージー首相(豪労働党党首)は5日の記者会見で、英総選挙で英労働党が勝利したことに関し、「これまでの英政権と同様、(米英豪3カ国の安全保障枠組み)『AUKUS(オーカス)』で緊密に協力していけると思う」と結束を呼び掛けた。 同枠組みに基づく

「シュレッダーにかけた」 原子力規制庁の元職員が大飯原発の入門証紛失
2024.07.05

「シュレッダーにかけた」 原子力規制庁の元職員が大飯原発の入門証紛失

原子力規制庁の元職員が、関西電力から貸し出されていた大飯原発の入門証を紛失したことが分かり、退職時に「シュレッダーにかけた」と話しているということです。紛失したのは関西電力大飯原発の入門証で、6月に、貸し出している関西電力が原子力規制庁に確認したところ、職員が無くしたことがわかり

原子力規制庁の元非常勤職員、関西電力大飯原子力発電所の入門証紛失…「シュレッダーにかけた」
2024.07.05

原子力規制庁の元非常勤職員、関西電力大飯原子力発電所の入門証紛失…「シュレッダーにかけた」

 原子力規制庁の元非常勤職員の男性(74)が、規制庁に在職時、関西電力大飯原子力発電所(福井県)の入門証を紛失していたことがわかった。不正使用は確認されていないという。規制庁は関電に対して紛失を陳謝した。 規制庁によると、入門証は関電が発行し、所持していると大飯原発敷地内の立ち入

福島医大と東京電力が重大な被ばく医療で連携強化 協力協定を締結
2024.07.05

福島医大と東京電力が重大な被ばく医療で連携強化 協力協定を締結

 福島医大と東京電力は4日、福島第1原発の廃炉作業員が重大な被ばくをした際の医療処置の迅速化に向け、連携協力協定を締結した。国の高度被ばく医療支援センターに指定されている医大が、医療介入の判断や搬送の要否を助言する。今後、両者による会議を立ち上げ、対応手順や役割を明確化する。 連

規制庁元職員が原発入門証を紛失 関電大飯、不正使用なし
2024.07.05

規制庁元職員が原発入門証を紛失 関電大飯、不正使用なし

 原子力規制庁は5日までに、2022年3月に退職した元職員の男性(74)が在職時、関西電力から貸与されていた大飯原発(福井県)の入門証を紛失していたと明らかにした。元職員は「退職時に庁舎でシュレッダーにかけた」と説明しており、不正使用の形跡はないとしている。 関電が1年以上大飯原

「キノコ雲とB29爆撃機」がフットボールチームのマークに…原子力爆弾開発で栄えた“リッチランド”に暮らす人々の真実
2024.07.05

「キノコ雲とB29爆撃機」がフットボールチームのマークに…原子力爆弾開発で栄えた“リッチランド”に暮らす人々の真実

 リッチランドとは、アメリカ・ワシントン州南部にある都市の名前。そして映画『リッチランド』は、そこに暮らすさまざまな人たちの声を集めたドキュメンタリー作品だ。 映し出されるのは、穏やかで満ち足りた表情をした住人たちの平和な日常。しかし、彼らが応援する地元高校のフットボールチームの

関西電力・高浜原発3・4号機、運転40年超へ…杉本達治・福井県知事が20年間の延長を容認方針
2024.07.05

関西電力・高浜原発3・4号機、運転40年超へ…杉本達治・福井県知事が20年間の延長を容認方針

 来年で運転開始から40年となる福井県高浜町の関西電力高浜原子力発電所3、4号機(出力各87万キロ・ワット)について、杉本達治知事が20年間の運転延長を容認する方針を固めたことが、県幹部への取材でわかった。 3、4号機は現在稼働中で、3号機は来年1月、4号機は同6月に運転開始から

原子力規制庁、関西電力・大飯原発の入門証を紛失…2年前に退職の非常勤男性職員「シュレッダーにかけた」
2024.07.04

原子力規制庁、関西電力・大飯原発の入門証を紛失…2年前に退職の非常勤男性職員「シュレッダーにかけた」

 原子力規制庁の元非常勤職員の男性(74)が、規制庁に在職時、関西電力大飯原子力発電所(福井県)の入門証を紛失していたことが4日、わかった。不正使用は確認されていないという。規制庁は関電に対して紛失を陳謝した。 規制庁によると、入門証は関電が発行し、所持していると大飯原発敷地内の

川内原発、運転40年超え 「地震で事故なら逃げ場ない」住民の不安
2024.07.04

川内原発、運転40年超え 「地震で事故なら逃げ場ない」住民の不安

 九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)1号機の運転期間が4日、原則とされる40年を超えた。九電の原発で20年の運転延長期間に入るのは初めて。九電は安全性を強調するが、地元からは重大事故時の避難対策がなおざりになっているとの懸念の声が上がる。 ◇40年超の原発は全国で

災害関連死3割超が半年以降に 原発事故の長期避難が影響か
2024.07.04

災害関連死3割超が半年以降に 原発事故の長期避難が影響か

 福島県立医大の研究チームは、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故に伴い、同県南相馬市で災害関連死したと認定された人の37.8%が、震災発生から半年以降に亡くなっていたとする分析を発表した。原子力災害は「他の災害と比較してより長期的な影響があることが示唆される」としている。4月1日付の国際放

次世代原子炉「常陽」用の燃料国産化へ、政府が製造工場の新設を検討…ロシア依存からの脱却図る
2024.07.04

次世代原子炉「常陽」用の燃料国産化へ、政府が製造工場の新設を検討…ロシア依存からの脱却図る

 政府は次世代原子炉「高速炉」の実用化に向け、燃料の国産化を推進する。日本原子力研究開発機構の高速実験炉「常陽」(停止中、茨城県大洗町)用の燃料製造工場の新設を検討し、2026年度の再稼働に備えて安定供給できる体制を目指す。エネルギー安全保障上の観点からも自前で製造する能力を確保する。

九州電力の川内原発1号機「40年超」運転に…「安全性の確保に最大限の注力が必要」市長がくぎ
2024.07.04

九州電力の川内原発1号機「40年超」運転に…「安全性の確保に最大限の注力が必要」市長がくぎ

 九州電力川内原子力発電所1号機(鹿児島県薩摩川内市)は3日、運転開始から丸40年を迎えた。4日から原子力規制委員会の認可を受けた「40年超」の運転に入る。東日本大震災後の新規制基準下で再稼働した原発として4基目で、九州では初めて。政府が原発の最大限の活用を目指す中、安定運転で信頼を積み重ねら

被ばく時の受け入れ円滑に 福島医大と東京電力が協定締結
2024.07.04

被ばく時の受け入れ円滑に 福島医大と東京電力が協定締結

 東京電力福島第1原発で廃炉作業員が想定外の被ばくをしたり、放射性物質で身体が汚染されたりした際、入院などを円滑に進められるよう、福島県立医大と東電は4日、福島市の県立医大で協定を結んだ。 締結式で東電の小早川智明社長は「第1原発の緊急医療室と県立医大の医師同士で被ばく医療に関す

ザポロジエ原発にウクライナの無人機攻撃、8人負傷=ロシア側当局
2024.07.04

ザポロジエ原発にウクライナの無人機攻撃、8人負傷=ロシア側当局

[モスクワ/ウィーン 3日 ロイター] - ロシアが占拠するウクライナ南部ザポロジエ原子力発電所がウクライナの無人機(ドローン)3機による攻撃を受け、作業員8人が負傷した。ロシア側の支援を受ける当局者が3日明らかにした。近隣市街は広く停電と断水に見舞われているという。ロイ

九州電力川内原発1号機 あす4日から20年の延長運転 「新たなステージ」と位置付ける薩摩川内市長は市議会議長と連名で安全運転の徹底要望 原子力規制委が強調したのは「審査で基準満たすと確認」
2024.07.03

九州電力川内原発1号機 あす4日から20年の延長運転 「新たなステージ」と位置付ける薩摩川内市長は市議会議長と連名で安全運転の徹底要望 原子力規制委が強調したのは「審査で基準満たすと確認」

 九州電力川内原発1号機(薩摩川内市)は3日、運転開始から原則40年の運転期限を迎えた。4日から20年の延長期間に入る。 川内原発1号機は1984年7月4日に営業運転を開始。2011年の福島第1原発事故後の定期検査で運転停止し、15年に全国で初めて再開した。今年6月から定期検査中

核ごみ調査、4カ所以上で NUMO新理事長が会見
2024.07.03

核ごみ調査、4カ所以上で NUMO新理事長が会見

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分を担う原子力発電環境整備機構(NUMO)の山口彰新理事長は3日、オンラインで就任記者会見を行い、処分場の選定に向けた調査の実施地域について「4カ所以上を目指す」と説明した。 第1段階の「文献調査」が北海道寿都町、神恵内村、佐