「求める生徒像」掲載へ 2025年度の福島県立高校入試 調査票と募集要項に

AI要約

福島県立高校入試の変更が報告される。

入学者受け入れ方針に基づいて生徒を募集する。

入試の基本方針について県教委が定める。

「求める生徒像」掲載へ 2025年度の福島県立高校入試 調査票と募集要項に

 2025(令和7)年度の福島県立高校入試で、各校の調査票と募集要項に「求める生徒像」を掲載する見通しとなった。県立中学校・高校入学者選抜事務調整会議の丹野純一委員長(福島高校長)が27日、大沼博文県教育長に報告書を提出した。9月の県教委定例会で正式に決定する。

 報告書によると、県立高校は入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)に基づいて生徒を募集する。丹野委員長は「求める生徒像を明示することで高校の特色化・魅力化につながる」と説明した。

 報告書には県立中学校と高校の主な入試日程が盛り込まれた。県立中学校入試の適性検査について「言語(外国語を含む)に関する力」「数量や図形に関する力」「自然や社会に関する力」の三つの検査を実施する方針なども示された。

 県教委は報告書の内容を踏まえて入試の基本方針を定める。