福島県須賀川市の市営住宅、市外から入居可に 9月定例議会に改正案を提出 大寺正晃市長が記者会見で発表

AI要約

福島県須賀川市は市営住宅の入居者資格要件を緩和し、市外からも入居できるようにする方針を示した。

空き家が増加しているため、市外からも住めるようにすることで空き数を減らす取り組みを行う。

さらなるマイナンバーカードの取得を推進・支援するための取り組みや9月定例議会の開催情報が発表された。

福島県須賀川市の市営住宅、市外から入居可に 9月定例議会に改正案を提出 大寺正晃市長が記者会見で発表

 福島県須賀川市は子育て支援の推進を図るため、市営住宅の入居者資格要件を緩和し市外からも入居できるようにする。26日に開かれた須賀川市の定例記者会見で、大寺正晃市長が9月定例議会に関連条例改正案を提出すると発表した。

 国が定めた実施要領に基づき、優先入居要件を拡大する。市内には市営住宅1040戸あるが、4月1日現在空き家は148戸に上っている。市営住宅の空き家は増加傾向にあり、空き数を減らすため市外からも住めるようにする。

 7億175万円を追加する2024(令和6)年度一般会計補正予算案では、個人番号カード交付事業として116万円を計上した。市内のマイナンバーカードの取得率は7月末時点で73・6%となっており、さらなる取得を推進・支援するため会計年度職員1人を雇用する。教育委員、西袋財産区管理委員の人事案件も提出する。

 9月定例議会は29日に開会する。

(県南版)