島根オリジナルのブドウ品種「神紅」邑南町から初出荷 皮ごとパリっと!美味しく召し上がれ(島根)

AI要約

島根県で開発されたオリジナルの高級ブドウ「神紅(しんく)」が、22日に邑南町から初出荷されました。

「神紅」は、島根県オリジナルのブドウで、皮ごとパリッと食べられる種なしブドウで、甘さと鮮やかな紅色が特徴です。

邑南町からは、今シーズン約2トンを出荷し、約270万円の売上げを見込んでいるとのこと。

島根オリジナルのブドウ品種「神紅」邑南町から初出荷 皮ごとパリっと!美味しく召し上がれ(島根)

島根県で開発されたオリジナルの高級ブドウ「神紅(しんく)」が、22日に邑南町から初出荷されました。

宝石のルビーのような鮮やかな紅色をした大粒の実、高級ブドウの「神紅」です。

22日に邑南町であった初出荷式には、生産者をはじめ石橋町長など関係者が集まり、シーズンの幕開けを祝いました。

「神紅」は、島根県農業技術センターが既存の「シャインマスカット」に「ベニーバラード」という品種をかけ合わせることで10年の歳月をかけて開発。6年前に品種登録を果たした島根県オリジナルのブドウです。

邑南町では、4年前から「神紅」の本格栽培を続けていて、現在14戸の農家が305アールで栽培し、県内生産の約6割を占めています。「神紅」は、皮ごとパリッと食べられる種なしブドウで、最大の特徴はこれまでのブドウにはない段違いの甘さ。この日の糖度計でのチェックは23.7度と上々の甘さに仕上がっていました。

島根おおちぶどう部会・三田誠部会長:

島根県を代表するおいしいブドウですので、大変おいしく召し上がっていると思います。これはどこに出しても恥ずかしくないブドウですので、皆さんに食べて頂けたらと思います。

邑南町からは、今シーズン約2トンを出荷し、約270万円の売上げを見込んでいると言うことで、出荷は県内のほか関西方面などに向け9月中頃まで続きます。