万博の来場者「周遊に配慮を」 関西広域連合が会合

AI要約

関西広域連合は22日、鳥取県伯耆町で会合を開き、2025年大阪・関西万博に向けた周辺地域の活性化策について議論した。

会合では関西パビリオンの建設状況や南海トラフ地震臨時情報についても意見交換が行われた。

鳥取県の平井知事と大阪府の吉村知事は、万博を通じて地域全体の連携や周遊スタイルの促進に注力する考えを示した。

 関西広域連合は22日、鳥取県伯耆町で会合を開き、2025年大阪・関西万博を巡る周辺地域の活性化策などについて議論した。鳥取県の平井伸治知事は「(来場者が)山陰、四国地方なども含め広く周遊するスタイルとなるよう配慮してほしい」と述べ、大阪府の吉村洋文知事は「万博の効果が全体に広がっていくよう連携したい」と応じた。

 広域連合などが万博で出展する関西パビリオンの建設状況について、同連合の担当者は「順調に工事が進んでいる」と説明した。

 会合では8日に発表された南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)についても意見交換した。