「非常時の訓練は行っているが最近、地震想定をしたものがなかった」仙台市地下鉄 走行中に大地震が起きたらどう対応するか確認

AI要約

仙台市地下鉄で大地震を想定した訓練が行われ、新型車両を使い参加者が災害時の対応を確認しました。

訓練では乗客の安全確保や避難行動が行われ、交通局や消防など約110人が参加しました。

訓練を通じて、非常時に万全を期すための取り組みが重要であることが示されました。

「非常時の訓練は行っているが最近、地震想定をしたものがなかった」仙台市地下鉄 走行中に大地震が起きたらどう対応するか確認

仙台市地下鉄で大地震を想定した訓練が行われ、今年秋から運転を始める予定の新型車両を使い参加者が災害時の対応を確認しました。

富沢車両基地で行われた訓練には、交通局や消防などからおよそ110人が参加しました。

走行中に大地震が発生したという想定のもと、駅員が乗客の安全を確認していきました。その後、通報を受けた消防隊が駆け付けました。

消防が乗客への呼びかけ:

「動ける方、動ける方はいますか。動ける方は立ってください」

駅員と消防隊員が連携し乗客およそ30人を列車の外に誘導していきました。体調を崩し動けなくなった乗客については担架にのせて、慎重に列車の外へと降ろしていきました。

仙台市交通局安全推進課 加藤眞一課長:

「交通局として非常時の訓練は毎年行っているものの、最近地震の想定をしたものがなかった。万全を期していきたい」

今回の訓練では、今年秋に運転開始が予定されている新型車両が使われ参加者が災害時の対応を確認しました。