福岡の地下鉄、週末は午前1時近くまで運行 終電を最大35分延長

AI要約

福岡市は19日、毎週金曜日の福岡市地下鉄の終電時刻を遅らせる「フライデー・ナイト・トレイン」を導入することを発表した。

市交通局によると、空港線、七隈線、箱崎線の全路線でこれまでの最終電車の後に列車を1~2本運行する。

反対方面の終電についても、約10~25分延長される。

福岡の地下鉄、週末は午前1時近くまで運行 終電を最大35分延長

 福岡市は19日、毎週金曜日の福岡市地下鉄の終電時刻を遅らせる「フライデー・ナイト・トレイン」を導入すると発表した。23日から、終電が最大35分繰り下げとなる。

 市では、2013~19年度に12月の金曜日限定で終電延長を行っていたが、コロナの影響で中止になっていた。インバウンド需要などで利用客が戻ったことから、遅くまで飲食店で過ごす人が多く特に需要が高い毎週金曜日の終電延長を決めた。

 市交通局によると、空港線、七隈線、箱崎線の全路線でこれまでの最終電車の後に列車を1~2本運行する。

 空港線姪浜方面は約35分、七隈線橋本方面は約20分、終電時刻が後ろ倒しになる。延長後の終電時刻は、空港線・天神駅発が午前0時47分(午前0時12分から35分後ろ倒し)、七隈線・天神南駅発が午前0時35分(午前0時17分から18分後ろ倒し)となる。箱崎線貝塚方面も約30分延長され、中洲川端駅発は午前0時半(午後11時58分から32分後ろ倒し)になる。

 反対方面の終電についても、約10~25分延長される。詳しくは市交通局のホームページで。(伊藤未来)