福島県大熊町の歴史、いわき市とのつながり学びませんか 9月5日に「講座」 受講申し込み受付

AI要約

福島県大熊町で開催される「大熊学講座」は、地域の歴史や伝統に触れる機会を提供するイベントで、戦国時代から明治時代までの歴史や大熊町といわき市の関係などを学ぶことができる。

講座のテーマは戊辰戦争やJR大野駅の整備など、地域に関連する重要な出来事や人物に焦点を当てており、5回のセッションが開催される。

参加は無料で、事前の申し込みが必要で定員があるため、興味のある方は早めに申し込むようにする必要がある。

福島県大熊町の歴史、いわき市とのつながり学びませんか 9月5日に「講座」 受講申し込み受付

 福島県大熊町の歴史や民俗、伝統を学び地域の魅力にふれる「大熊学講座」は9月5日から11月13日まで計5回にわたり、いわき市と大熊町を会場に開かれる。戊辰戦争での大熊町の様子やJR大野駅の整備など江戸時代から明治時代にかけての大熊町の歴史や、大熊町といわき市の歴史的なかかわりなどについて学ぶ。主催団体は受講者の申し込みを受けている。

 大熊町の住民有志でつくる「見えない気配・痕跡」プロジェクトといわき地域学会の主催、おおくまふるさと塾の協力。

 初回は9月5日午後6時30分からいわき市生涯学習プラザで「戊辰戦争 磐城平城の落城と大熊町①」、2回目は9月11日午後1時30分から大熊インキュベーションセンターで「大野駅の開設~石田茂宗が成し遂げたこと~」、3回目は9月19日午後6時30分から市生涯学習プラザで「戊辰戦争 磐城平城の落城と大熊町②」、4回目は10月9日午後1時30分からlinkる大熊で「戊辰戦争 富岡・大熊の戦い①」、5回目は11月13日午後1時30分からlinkる大熊で「戊辰戦争 富岡・大熊の戦い②」のテーマでそれぞれ開講する。

 1、3、4、5回目は夏井芳徳いわき地域学会代表幹事、2回目は鎌田清衛おおくまふるさと塾顧問が講師を務める。

 受講は無料で希望する回を受講できる。定員はいわき会場が100人、大熊会場が30人。先着順で定員になり次第、申し込みを締め切る。希望者は氏名や年齢、電話番号、住所、受講を希望する講座など必要事項を記入し、同プロジェクトにメール(lift047@g#mail.com)で申し込む。

 夏井氏は19日、福島民報社いわき支社を訪れ、「大熊の歴史とともに、大熊といわきの歴史的なつながりに理解を深めてほしい」と受講を呼びかけた。