栃木県知事選 11月17日投開票に 宇都宮市長選と同日 衆院解散で“トリプル選”の可能性も

AI要約

県選挙管理委員会は21日、任期満了に伴う知事選と宇都宮市長選の日程を決定。

県議補選も同日選として11月8日告示、同17日投開票が決定。

今秋に衆院解散・総選挙が実施される可能性もあり、同日選が検討されている。

栃木県知事選 11月17日投開票に 宇都宮市長選と同日 衆院解散で“トリプル選”の可能性も

 県選挙管理委員会は21日、任期満了に伴う知事選の日程を10月31日告示、11月17日投開票と決めた。任期満了に伴う宇都宮市長選と同日選となる。同日選は2004年から6回連続。

 議員の辞職に伴う県議補選鹿沼市選挙区(欠員1)に関しても11月8日告示、同17日投開票と決め、知事選と同日選とした。知事選と県議補選の同日選は12年以来12年ぶり。

 一方、今秋には衆院解散・総選挙も取り沙汰されている。県選管は「仮に衆院解散・総選挙となれば、委員会で同日選とするかどうかを検討する」と説明した。投票率向上や経費節減などの面から、同日選が合理的という。

 知事選と宇都宮市長選の選挙期日は任期満了日(知事12月8日、市長11月27日)前の30日以内。衆院選の投開票日が11月10日か同17日、同24日となる場合、県内では四つの選挙が行われて宇都宮市と鹿沼市ではトリプル選挙となる可能性がある。知事選と衆院選が同日選となれば、本県では初めて。

 知事選には、6選を目指す現職の福田富一(ふくだとみかず)知事(71)が立候補を表明している。立憲民主党県連と共産党県委員会がそれぞれ独自候補の擁立作業を進めているが、現時点で具体的な候補者は挙がっていない。