石破氏、早期の衆院解散に言及 「誰が首相でも、そう遠くない」

AI要約

自民党の石破茂元幹事長が早期の衆院解散・総選挙の可能性に言及し、9月の党総裁選後に新首相が選出されることを踏まえ、国民に信を問う時期が近いことを述べた。

岸田文雄首相の支持率低迷や退陣の可能性から、新たな「選挙の顔」の下で衆院選が近く実施される可能性が高まっている。また、参院岩手選挙区補欠選挙に合わせる見方もある。

 自民党の石破茂元幹事長は20日、東京都内で開かれた党所属国会議員の会合で、早期の衆院解散・総選挙の可能性に言及した。9月の党総裁選後、新たな首相が選出されるのを踏まえ「誰が首相になるにせよ、国民に信を問う時期はそう遠くないはずだ」と述べた。石破氏は総裁選出馬に意欲を示している。

 与野党内では、内閣支持率の低迷が続いた岸田文雄首相が退陣するため、新たな「選挙の顔」の下で、近く衆院選が実施されるのではないかと取り沙汰されている。10月27日に行われる参院岩手選挙区補欠選挙に合わせるとの見方もある。