国民・玉木代表「野党に逆風の可能性も」10月解散に警戒感 衆院選に向け「臨戦態勢」自民総裁選の日程決定受け

AI要約

自民党が総裁選挙の投開票日を9月27日に決定したことにより、国民民主党の玉木代表は、早期の衆院解散総選挙に警戒感を示した。

玉木氏は、10月解散、11月選挙というスケジュールが見えてきた可能性を指摘し、野党の準備を進める考えを示した。

さらに、総裁選挙の活発化に関して、野党も変化を示さなければ逆風になる可能性があると強調した。

自民党が総裁選挙の投開票日を9月27日に正式決定したことを受け、国民民主党の玉木代表は20日の記者会見で、「10月解散、11月選挙というスケジュールが見えてきた。野党にとって逆風の暴風になる可能性もある」と述べ、早期の衆院の解散総選挙に警戒感を示した。

玉木氏は会見で、「首相指名、党人事、組閣、所信表明、与野党の衆参の代表質問をしてから解散ということであれば早ければ10月の半ばには解散ということになる」との見方を示した。

その上で、「10月解散、11月選挙というスケジュールがある程度見えてきた。我々としても臨戦態勢で臨まなければいけない」と述べ、衆院選に向けた準備を進めていく考えを示した。

また、玉木氏は、動きが活発化する総裁選挙に言及し、「追い風が自民党、与党にはすでに吹き始めている」と指摘。

そして、「野党も変わらなければいけない。何をするということをしっかり示さなければ今はそよ風かもしれないが、野党にとっては逆風の暴風になる可能性もある」と強調した。