「学力が低い」「経済的に厳しい」… 不適切な指導で男性教師を停職処分【長崎】
県教育委員会が男性教師に停職6カ月の懲戒処分を下した件について。
男性教師が部活動で不適切な指導をしていたことやその結果について。
男性教師の過去の懲戒処分や現在の退職について。
高校の部活動で不適切な指導をしたとして、県教育委員会は県立高校の男性教師を停職6カ月の懲戒処分にしました。
停職6カ月の懲戒処分となったのは、長崎市内にある県立高校の男性教師(46)です。
この男性教師は女子柔道部の顧問を務めていた今年春、入部を予定していた生徒2人に部員の前で「学力が低い」「経済的に厳しい」など事実と異なる発言をしました。
2人は柔道部に入部したものの、精神的苦痛を理由にまもなく転校しています。
ほかの部員を「腐ったみかん」と言うなど、複数の不適切な指導もあったということです。
男性教師は11年前と、2023年にも体罰などで懲戒処分を受けていました。
今回の処分を受けて、この男性教師は19日付で退職しています。
また2023年4月に長崎市内で高齢の女性を車ではね、死亡させる事故を起こした市立小学校の男性教師(60)が減給2カ月の懲戒処分となりました。