平和を願いボランティア団体が「灯篭流し」 2つの被爆地や沖縄に届いた折り鶴を再生【長崎市】
長崎市の爆心地公園で世界の子どもたちが平和を願う灯籠流しが行われました。折り鶴をかたどった141個の灯籠舟が流され、平和を願うメッセージが添えられています。
民間の団体や大学生約50人が参加し、戦争のない世界を願ってイラストを描いた灯籠舟が下ノ川を流れました。
灯籠舟は後日、長崎原爆資料館に展示される予定です。参加者は戦争のない平和な世界を願って毎年灯籠流しを行っています。
世界の子どもたちが平和を願う灯籠流しが長崎市の爆心地公園で行われました。
折り鶴をかたどった141個の灯籠舟。
長崎や広島、沖縄に届いた折り鶴の再生紙で作られ、平和を願うメッセージも添えられています。
民間の社会奉仕団体「長崎キワニスクラブ」や長崎大学のボランティア団体のメンバーなど約50人が参加し、爆心地公園の横を流れる下ノ川に流しました。
アメリカやイタリア、スイスの子供たちや長崎の大学生などが戦争のない世界を願ってイラストを描きました。
長崎キワニスクラブ 浦川麻衣子さん
「子供たちとか未来の子たちに向けて、戦争がない国、世界がずっと続きますようにと思って流している。ちょっと世界では紛争とかも起きていて残念だが、戦争が起きないように平和な世の中が続きますようにという思いで毎年流している」
このあと灯籠舟は回収され、後日、長崎原爆資料館に展示されるということです。