「自分を奮い立たせるために」 日航機墜落事故からきょうで39年 遺族らが祈りを込めた灯篭流し 群馬・上野村

AI要約

520人が犠牲となった日航機の墜落事故から39年が経過。遺族らが灯籠を流し、犠牲者への祈りが捧げられる。

「御巣鷹の尾根」のふもとで灯籠が流され、全国から空の安全を願うメッセージが寄せられる。

遺族が悲しみや悔しさを抱えながらも、報告し自らを奮い立たせる。慰霊登山と追悼式典が行われる。

「自分を奮い立たせるために」 日航機墜落事故からきょうで39年 遺族らが祈りを込めた灯篭流し 群馬・上野村

520人が犠牲となった日航機の墜落事故から、きょうで39年です。群馬県上野村ではきのう、遺族らが灯籠を流し、犠牲者への祈りが捧げられました。

きのう、墜落現場となった「御巣鷹の尾根」のふもとでは、およそ200個の灯籠が川に流されました。

今年で30回目となる灯篭流しには、全国から犠牲者への想いと空の安全を願うメッセージが寄せられ、遺族や村の人々が祈りを捧げました。

事故で父をなくした 内野理佐子さん(64)

「やっぱりここに来ると、思い出すと、悔しかったな、かわいそうだったな、やっぱり無念だったなっていう思いは変わらなくて、それに折り合いをつけて『元気で頑張ります』という報告みたいな。自分を奮い立たせるために私が来ている」

きょうは遺族らによる慰霊登山と追悼式典が行われます。