【速報】障害者手帳申請書類の一部をミスで裁断か 町が不手際、申請者「管理ずさんで調査も不足」

AI要約

滋賀県甲良町の職員が、町民の男性から提出された身体障害者手帳の交付申請書類の一部を誤って処分していたことが分かった。

男性側は経緯の徹底調査と文書の管理態勢の改善を求めている。

町では処分した書類について、医師側に再発行を依頼し、県への手続きを進めている。

【速報】障害者手帳申請書類の一部をミスで裁断か 町が不手際、申請者「管理ずさんで調査も不足」

 滋賀県甲良町の職員が、町民の男性から提出された身体障害者手帳の交付申請書類の一部を誤って処分していたことが17日、町などへの取材で分かった。男性側は経緯の徹底調査と文書の管理態勢の改善を求めている。

 男性によると、8月下旬、申請書と医師の診断書・意見書を町保健福祉課に提出した。同課の説明では翌日、交付手続きを担う県に書類を送ったが、後日に診断書・意見書計4枚分のうち3枚分が届いていないとの連絡を受けた。庁内で調べたところ、担当職員が不要な書類などと判断し、誤ってシュレッダーにかけた可能性が高いことが分かったという。

 町は処分した書類について、医師側に再発行を依頼し、県への手続きをしており、同課は「申請者に申し訳なく思っている。今後、事務処理の確認作業を徹底していく」とする。男性側は「病歴などの個人情報が記載された書類の管理態勢がずさんで残念だ。(経緯の)調査も不足していると感じる」と町に対応を求めている。