# 平和運動

沖縄の色をドイツで 西原在住の新川さん、切り紙作品
2024.07.02

沖縄の色をドイツで 西原在住の新川さん、切り紙作品

 沖縄の色をドイツで―。西原町在住の切り紙作家の新川美千代さんが、5月28日から6月2日までドイツのフランクフルトで開かれた映画祭「第24回ニッポン・コネクション」に参加した。文化部門で折り紙をハート型に切り抜いて制作した切り紙を展示した。アーティストトークでは、切り紙の色から沖縄の現状を伝え

原爆投下から79年…岡山市で被爆者会の慰霊祭 県内被爆者の平均年齢は86.5歳【岡山】
2024.07.01

原爆投下から79年…岡山市で被爆者会の慰霊祭 県内被爆者の平均年齢は86.5歳【岡山】

広島と長崎に原爆が投下されて2024年8月で79年となります。その原爆で亡くなった人たちを悼む慰霊祭が岡山市で行われました。慰霊祭には岡山県被爆者会のメンバー約30人が集まり、被爆者の霊を慰めようと40秒の黙とうをささげました。このあと廣信靖之会長が慰霊の言葉を述べ

阿南市で戦没者追悼式が行われる【徳島】
2024.06.30

阿南市で戦没者追悼式が行われる【徳島】

阿南市の戦没者追悼式が29日行われ、明治以降の戦争で亡くなった人たちに鎮魂の祈りがささげられました。これは、明治以降の戦争により、尊い犠牲となった戦没者の霊を慰め、平和への誓いをたてることを目的に阿南市が毎年行っています。式では第二次世界大戦などで亡くなった3141

「子供たちは生きたまま焼かれて死んだ。二度と事故が起こらない沖縄を」 石川・宮森小学校へ米軍機墜落から65年 被災者や遺族ら慰霊祭
2024.06.30

「子供たちは生きたまま焼かれて死んだ。二度と事故が起こらない沖縄を」 石川・宮森小学校へ米軍機墜落から65年 被災者や遺族ら慰霊祭

 【うるま】1959年に石川市(現うるま市石川)の宮森小学校と周辺住宅地に米軍嘉手納基地のジェット戦闘機が墜落し、児童を含む住民計18人が亡くなり、210人が重軽傷を負った事故から65年となった30日、同校で慰霊祭が開かれた。被災者や遺族ら約250人が参列し、犠牲者の冥福を祈った。

島谷ひとみ発起人の音楽フェスにHKT48ら参加 長崎で平和を願う
2024.06.29

島谷ひとみ発起人の音楽フェスにHKT48ら参加 長崎で平和を願う

 歌手の島谷ひとみ(43)とHIPPY(43)が発起人となった平和を願う音楽フェス「PEACE STOCK 79’ NAGASAKI」が29日、長崎県佐世保市のハウステンボス特設会場で開催された。 このフェスには島谷、HIPPYのほか永井真理子、石油王、MEATMANS、ハジ、M

岡山空襲から79年 戦没者追悼式に小中学生ら出席 岡山
2024.06.29

岡山空襲から79年 戦没者追悼式に小中学生ら出席 岡山

1945年6月29日未明、アメリカ軍の大規模な空襲を受け、岡山市市街地の約6割が焼失しました。岡山市によると空襲で亡くなった人は少なくとも1737人にのぼります。戦争の犠牲者を悼み平和を願って、29日、岡山芸術創造劇場ハレノワ(岡山・北区)で戦没者追悼式が開かれました。岡山市遺族

AV8Bハリアーが嘉手納基地に初飛来 X年前 何があった? 沖縄の歴史6月27日版
2024.06.27

AV8Bハリアーが嘉手納基地に初飛来 X年前 何があった? 沖縄の歴史6月27日版

 今からX年前の6月27日、沖縄ではこんな出来事がありました。過去のニュースを振り返ります。▶ 沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会の事務局長を長く務め平和運動に尽力した中村文子さんが99歳で死去(2013年)▶岩国基地の米海兵隊最新鋭攻撃機AV8Bハリアー3機が嘉

「ウクライナ侵略を考える~『大国』の視線を超えて」著者、加藤直樹氏に聞く(3)ウクライナ市民への想像力を
2024.06.26

「ウクライナ侵略を考える~『大国』の視線を超えて」著者、加藤直樹氏に聞く(3)ウクライナ市民への想像力を

人権に敏感なはずの日本のリベラル系言論人、左翼運動諸潮流は、アメリカのイラク侵攻やイスラエルのガザ攻撃を批判しても、ウクライナを侵攻したロシアへのトーンが低い。そうした中でリベラル系言論人が提起する「即時停戦論」について、加藤直樹氏は、当事者であるウクライナ市民の視点が欠けていると批判。過酷な

1人でもできるガザ反戦 「スタンディング」拡大
2024.06.23

1人でもできるガザ反戦 「スタンディング」拡大

 イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃中止を求め、街角で1人、プラカードを掲げて立つ「1人スタンディング」が地方でも広がっている。デモや街頭宣伝と違い、仲間を集めず、声も張り上げないとの簡便さもあり、これまで行動してこなかった人を呼び込んでいる。 栃木県栃木市の漫画家

防空壕に逃げて助かった女性「本当にびっくりするくらいの人が」と声詰まらせ…空襲から79年
2024.06.23

防空壕に逃げて助かった女性「本当にびっくりするくらいの人が」と声詰まらせ…空襲から79年

 和歌山県美浜町浜ノ瀬で51人が犠牲となった「浜ノ瀬空襲」から79年となった22日、空襲の体験を聞く集いが浜ノ瀬住民会館で開かれ、約40人が参加した。 1945年6月22日、日高地方で相次いで空襲があり、同町浜ノ瀬には午前8時25分、21発が投下され、51人が亡くなった。

「大切な人は突然 誰かが始めた争いで 夏の初めにいなくなった」…高3男子が追悼式で「平和の詩」
2024.06.23

「大切な人は突然 誰かが始めた争いで 夏の初めにいなくなった」…高3男子が追悼式で「平和の詩」

 沖縄県糸満市の平和祈念公園で23日に営まれた追悼式では、県立宮古高校3年の仲間友佑(ゆうすけ)さん(18)(宮古島市)が児童・生徒代表による「平和の詩」を朗読した。タイトルは「これから」。戦争体験者のいない時代が訪れる中、平和な世界の実現のために「これから自分たちに何ができるかを考えたい」と

沖縄79年目の慰霊の日 「平和の礎」に込められた理念とは?~建立に携わった戦争体験者が語る~
2024.06.23

沖縄79年目の慰霊の日 「平和の礎」に込められた理念とは?~建立に携わった戦争体験者が語る~

6月23日、沖縄は79年前の沖縄戦で組織的戦闘が終わった日とされる「慰霊の日」を迎えました。最後の激戦地・糸満市摩文仁の平和祈念公園にある「平和の礎」には、沖縄戦などで亡くなった24万人余りの名前が刻まれています。国籍や敵味方、軍人と民間人の区別なく、犠牲者を追悼する「平和の礎」に込められた理

戦争の悲惨さを後世に伝える 各務原空襲の惨状を伝えるパネル展 岐阜県各務原市
2024.06.22

戦争の悲惨さを後世に伝える 各務原空襲の惨状を伝えるパネル展 岐阜県各務原市

  1945年6月22日に起きた各務原空襲の悲惨さを伝えるパネル展が22日から岐阜県の各務原市役所で開かれています。  このパネル展は各務原市と岐阜県原爆被爆者の会(岐朋会)が戦争の悲惨さを後世に伝えようと開いたものです。  各務原市は各務原空襲があった6月22日を

日本兵に「何度も脅された」 激戦地、糸満市での体験語る 88歳の仲間さん・沖縄慰霊の日
2024.06.22

日本兵に「何度も脅された」 激戦地、糸満市での体験語る 88歳の仲間さん・沖縄慰霊の日

 太平洋戦争末期の沖縄戦で、最後まで激戦が続いた沖縄県糸満市。 23日の沖縄慰霊の日を前に、同市の仲間進栄さん(88)が79年前を振り返り、「日本兵に何度も脅された」と語った。 1945年4月、米軍が沖縄本島に上陸。仲間さんの母や妹らは本島北部へと避難した。仲間さん

戦後79年の慰霊の日 玉城知事「恒久平和の実現を」
2024.06.21

戦後79年の慰霊の日 玉城知事「恒久平和の実現を」

慰霊の日を23日に控え、玉城知事は「沖縄の思いを力強く宣言していきたい」と、追悼式典への意気込みを話しました。▽玉城知事「今年の平和宣言では来年戦後80年を迎えるなかで、改めて沖縄戦の犠牲者に対して追悼の意を示すとともに、世界の恒久平和の実現に向けて沖縄の思いを力強

太平洋戦争末期の「西武軍事件」 処刑された米軍捕虜、追悼法要
2024.06.20

太平洋戦争末期の「西武軍事件」 処刑された米軍捕虜、追悼法要

 太平洋戦争末期の1945年6月20日、福岡市にあった旧陸軍の西部軍司令部関係者によって処刑された米兵捕虜らの追悼法要が20日、同市城南区の油山観音で営まれた。捕虜の親族や、処刑に関わった元戦犯の親族などオンラインも含め日米の計約30人が参列し、哀悼の意を表した。 法要は日本各地

イタリア・サルデーニャの浜辺に「平和の少女像」登場
2024.06.20

イタリア・サルデーニャの浜辺に「平和の少女像」登場

 地中海を臨むイタリアのサルデーニャ島の浜辺に「平和の少女像」(以下、少女像)が設置される。日本政府の圧力によって世界各地の少女像が撤去の脅威を受けているなか、今回設置される少女像の碑文には、第2次世界大戦時に日本が女性を相手に犯した犯罪に対する責任を明確に問う文言が含められる。

世界宗教者平和会議の日本委新会長に杉谷義純氏 京都・妙法院門主
2024.06.19

世界宗教者平和会議の日本委新会長に杉谷義純氏 京都・妙法院門主

 世界宗教者平和会議(WCRP)の日本委員会(事務局・東京)は19日、京都市内で評議員会を開き、庭野日鑛(にちこう)会長(立正佼成会会長)が退任し、新たな会長に杉谷義純・妙法院門主を選んだと発表した。任期は4年。WCRPは宗派を超えて平和の実現に取り組むための組織。杉谷氏は「意見交換を通じて各

小学生ならではのアイデアも反映へ 長崎原爆資料館の展示更新に向けワークショップ
2024.06.19

小学生ならではのアイデアも反映へ 長崎原爆資料館の展示更新に向けワークショップ

長崎市は原爆資料館の展示更新に向けたワークショップを始めました。小学生、留学生を含む学生、一般の3回に分けて実施予定で、初回は城山小学校の子供たちが意見を出し合いました。長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)中村桂子准教授「資料館に来た人たちが原

「沖縄の今を考えるきっかけになれば」 僧侶ら平和願い沖縄本島縦断 北部から100キロ以上離れた糸満を目指す
2024.06.18

「沖縄の今を考えるきっかけになれば」 僧侶ら平和願い沖縄本島縦断 北部から100キロ以上離れた糸満を目指す

 沖縄を取り巻く周辺環境の平和を願いながら沖縄本島を縦断する、日本山妙法寺の「東アジア平和行進」が5日、始まった。僧侶や一般の参加者ら12人が東村高江を出発し、23日の「慰霊の日」までに100キロ以上離れた糸満市摩文仁の平和祈念公園に到着して、平和を訴える。 一行は7日、お題目を