今度は岐阜県内から支援 キッチンカーボランティア団体が新たな活動スタート 能登半島地震から7か月

AI要約

今年元日に起きた能登半島地震から7カ月が経ち、岐阜県内で新たな復興支援活動が始まった。

支援活動は現地の食材を使用し、食べて現地に貢献するスタイルで展開されている。

チャリティーイベント「岐阜と。」では地元の食材を使ったメニューが提供され、売り上げは被災地の炊き出し費用に充てられる。

今度は岐阜県内から支援 キッチンカーボランティア団体が新たな活動スタート 能登半島地震から7か月

  今年元日に起きた能登半島地震から7カ月が経ちました。これまで被災地に出向いてキッチンカーで温かい食事を提供してきたボランティア団体が、岐阜県内で復興支援の輪を広げる新たな支援活動を始めました。

  新たな支援活動は、現地の食材を使って現地に貢献し、食べて現地に戻すスタイルです。

  この活動は被災地で炊き出しを行ってきたボランティア団体「JAPAN FOOD TRACK ORDER」が、地元 岐阜から支援活動をしようと企画。関市の居酒屋「楽笑」でチャリティーイベント「岐阜と。」を開きました。

  発起人の森下幹生さんは今年5月末、石川県七尾市のスーパーマーケットを訪れて仕入れのルートを開拓。取り寄せた石川県の食材を使って8品のコースメニュ―を考案しました。

  イベント当日、店は予約客で満席。お客さんは能登直送の海鮮5種盛りや20種類の能登の地酒などに舌鼓を打ちました。

※来場客

  「普段から協力できていない部分があったので、能登の方々たちに協力できているのはうれしい」「消費して、おいしいことを発信して、地元の方々の力と笑顔になれればと強く思います」

  売り上げは石川県のほくりくキッチンカー協会に送られ、炊き出しの食材費に充てられます。

※支援活動の発起人 森下幹生さん

  「岐阜県の人たちに少しでも被災地のことを考える時間を作って、復興支援の輪が広がればいいなと思って活動したので、やってよかった」

※楽笑の店長 伊藤貴之さん

  「別の形で能登の食材を生かした支援を続けて、売り上げを義援金として能登の方に送るサイクルは続けていきたい」