“ブラックマンデー”超え、過去最大の下げ幅 日経平均株価は終値4451円28銭安 県内投資家「とてもショック」

AI要約

東京株式市場では5日、日経平均株価が過去最大の下げ幅を記録し、県内の投資家から不安の声が聞かれました。

投資家の多くが不安を感じつつも、長期的な視点での投資戦略を模索している様子が伺えます。

株価の下落要因や今後の展望について、証券会社は時間をかけて上昇すると見ていると述べています。

“ブラックマンデー”超え、過去最大の下げ幅 日経平均株価は終値4451円28銭安 県内投資家「とてもショック」

東京株式市場では5日、日経平均株価が過去最大の下げ幅を記録し、県内の投資家からは不安の声が聞かれました。

日経平均株価は取引開始直後から全面安となり、終値は先週末の終値に比べて4451円28銭安い3万1458円42銭と、1987年の「ブラックマンデー」を超える過去最大の下落となりました。

福井市内の証券会社には、投資家からの問い合わせが相次ぎました。

■三津井証券 営業本部長 折尾宏孝さん

「新NISAで投資を始めた人も多いので、問い合わせが増えている。今後どうなるのかと不安感を訴える人が多い」

■新NISA利用中の女性

「とてもショックだった。アメリカの情勢も関係してくると思うので、今後の景気について動向を見たい」

■投資家の男性

「これぐらいの下落というのは過去何度もある。長期で見ているので、むしろ買い場かなと。下落幅が5%ぐらいならどうかと考えている」

株価下落の要因は、日銀の利上げなどで円高が進み、アメリカの景気が後退する懸念が強まったことなどが考えられていますが、証券会社では今後、時間をかけて上昇すると見ています。

■三津井証券 営業本部長 折尾宏孝さん

「(株価が)下落するから、どうしてもさらに売却しなきゃいけないとか、そういう相談が非常に多くなっている。この混乱はおそらく今週か来週で落ち着くとみている」