〔東京株式〕急落=米景気後退懸念、円高で(2日前場)☆差替

AI要約

午前の日経平均株価は前日比1864円48銭安の3万6261円85銭と急落し、米景気後退懸念と円高進行による全面安が起きた。

株価指数は全体的に下落し、業種別でも銀行業や証券業が大きく下落した。出来高は多く、値上がり銘柄は2%にとどまった。

日経平均株価は寄り付きから下落し、円高進行への警戒心もあり、3万6100円近辺で推移している。米景気後退や円高による企業業績悪化懸念が高まっている。

 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価の取引は、前日比1864円48銭安の3万6261円85銭と急落して終了した。米景気後退懸念の拡大による前日の米株安と、円高進行に対する警戒で全面安の展開となった。日経平均の下げ幅は一時2000円を超え、2月上旬の水準まで値を戻した。東証株価指数(TOPIX)は、126.18ポイント安の2577.51。

 98%の銘柄が値下がりし、値上がりは2%。出来高は15億4072万株、売買代金は3兆3062億円。

 業種別株価指数は33業種すべて下落し、銀行業、証券・商品先物取引業、保険業などの下落率が大きかった。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は続落。出来高は2億5079万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに大幅安。

 (10時05分)日経平均株価は寄り付きから下落し、その後も下げ幅を拡大。一時前日比2000円超安を付けるなど、3万6100円近辺で推移している。日米金融政策の方向性の違いによる、さらなる円高進行が警戒されている。円高による企業業績悪化懸念に加え、米景気後退を示す経済指標を受けた米株安が追い打ちをかけている。

 (寄り付き)日経平均株価は、前日比682円16銭安の3万7444円17銭で始まった。米景気後退懸念による前日の米主要株価指数の下落を受けて売り注文が殺到、大幅に下落している。全面安の展開となり、売り気配で値がついていない銘柄も多い。