〔東京株式〕こう着=米雇用統計控え様子見(2日後場中盤)

AI要約

日経平均株価は急落し、3万6000円台前半で横ばい。米雇用統計発表次第でさらなる下落も懸念される。

日経平均株価は引き続き急落し、3万6000円台前半での取引が続いている。

日経平均株価は前日比1864円48銭安の3万6261円85銭で前場終了。米景気後退懸念や円高進行への警戒から一時2000円超安となった。

 (13時40分)日経平均株価は後場に入り、3万6000円台前半の狭いレンジでこう着している。市場関係者からは「ここまで下げても押し目買いは入りづらい」(中堅証券)との声が聞かれた。今夜発表される7月の米雇用統計の内容次第ではさらに下落する可能性もあることから、様子見の姿勢が強まっているようだ。

 (後場寄り)午後の日経平均株価は、前日比1810円03銭安の3万6316円30銭と前場終了時点とほぼ同水準の下げ幅で取引を開始した。前場の急落を引き継ぎ、日経平均は3万6000円台前半での取引が続いている。

 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価の取引は、前日比1864円48銭安の3万6261円85銭と急落して終了した。米景気後退懸念の拡大による前日の米株安と、円高進行に対する警戒で全面安の展開となった。日経平均の下げ幅は一時2000円を超え、2月上旬の水準まで値を戻した。東証株価指数(TOPIX)は、126.18ポイント安の2577.51。

 98%の銘柄が値下がりし、値上がりは2%。出来高は15億4072万株、売買代金は3兆3062億円。

 業種別株価指数は33業種すべて下落し、銀行業、証券・商品先物取引業、保険業などの下落率が大きかった。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は続落。出来高は2億5079万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに大幅安。

 (10時05分)日経平均株価は寄り付きから下落し、その後も下げ幅を拡大。一時前日比2000円超安を付けるなど、3万6100円近辺で推移している。日米金融政策の方向性の違いによる、さらなる円高進行が警戒されている。円高による企業業績悪化懸念に加え、米景気後退を示す経済指標を受けた米株安が追い打ちをかけている。

 (寄り付き)日経平均株価は、前日比682円16銭安の3万7444円17銭で始まった。米景気後退懸念による前日の米主要株価指数の下落を受けて売り注文が殺到、大幅に下落している。全面安の展開となり、売り気配で値がついていない銘柄も多い。